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雑感:(自分語りな思考の肥溜め)物事を分析

 どうも!おはようございますからこんばんわ!まで。

 これから新シリーズとして、時事ネタと絡めずその時その時私が感じた事をまとめてみたいと思います。自分語りというとナルシスト感が出て気持ち悪いと思いますが、要は思考を自分語りという名の肥溜めに捨てていると思っていただければと思います(笑)。今回は物事を分析です。

・ゼロサムな理由を言う人の背景

 経済学の中に「ゲーム理論」という研究分野があり、その中で確立されている理論の1つにゼロサムゲームという物があります。説明すると次の通りです。(引用: https://www.smd-am.co.jp/glossary/YST3115/ )

参加者の得点(利益)と失点(損失)の総和(サム)が「0」(ゼロ)になるゲームのこと。「ゲーム理論」と呼ばれる経済理論のひとつです。外国為替取引の場合、2国間の為替の取引を行うので市場全体が上がるということはあり得ず、一方の為替レートが上がれば、もう一方のレートは必ず下がることになるため、ゼロサムゲームとなります。

 皆さんも例えば何か相談を受けた際に、そんなことでうじうじ悩んだって始まらないでしょ?と思った事がある人もいるかもしれません。恐らく、そう感じる人にとっては相談しに来た当事者が悩んでいる悩みの種はどう取り繕っても総和が「0」になる未来が見えてしまっているもしかしたら考えるだけ無駄だから「0」にしたいと思っているのかもしれません。無償の形で手を差し伸べようとしてそういう感情を覚えた場合には突き放すというのも一手なのかもしれません。しかし、有償で相談を受ける際にこの「0」の根源にある背景・理由にまでフォーカスを当てないと、仮にその場ではなんだか吹っ切れそうと思うアドバイスをできたとしても、それが真の解決へと結びつく確率はどれだけあるんだろう?という疑問が私にはあります。

 昨今のコーチングビジネスに関連する言説を見ていて想うのは、そこにフォーカスを当ててる場面ってどれだけいるんだろう?という事です。確かに経験は大事ですし、経験は時としてその領域でビジネスを作り上げようとする場面においては想定問答的な素材として役に立つのかもしれません。しかし、コーチングビジネスにおいて発する言葉1つ1つ,アプローチの1つ1つはその人の未来の選択へ大なり小なり影響を与えます。だからこそ、ゼロサム的な悩みの種だなと思った時こそその悩みの種の背景・理由にフォーカスを当てる事がコーチングビジネスにおいて真価が問われるのではないか?と私は思います。

・手札の使い方

 私はなるべく社会への感度を上げるよう読書をしたり、ニュース記事やコラムを読んだり、時にはSNSで繋がってみたりという形で取り組んでいます。分析する過程において、持っている手札を増やしたり・使い方を知る事で、その分析が独りよがりな分析になっていないか?を戒めるためにも大切だと私は思います。

 経験や常識は時として、バイアス強く物事を見てしまう危険な代物であるため、色んな方法を知っておくことは大切だと私は思います。

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