推し色の着物を着て東洋館
昨年の年末に東洋館に行った時、着物姿のご婦人方が結構いらっしゃって「良いなぁ。」と思った。
私が好きな漫才コンビの三拍子は月の前半水曜日に東洋館の「漫才大行進」という寄席に出演する。
いつもは平日ど真ん中なので行けないが、5月3日水曜日はゴールデンウィーク真っ最中。
やるなら今だと思い、浅草のレンタル着物屋を探して予約したのが先週。
着物というと高級品のイメージがあったが意外に安い。
着物(草履/和風カバン/髪飾り含む)レンタル、着付け、ヘアセット(編み込み)、保険や帯留などのオプション込みで5,000円を切るくらい。(オプション無しなら4,000円未満。)
ゴールデンウィークど真ん中ということもあってかなり混雑していたが、受付から店を出るまでは40分くらいしかかからなかった。
その間に自分で着物/帯/オプションの帯留を選んで着付けとヘアセットをしてもらい、鞄と草履を選んでお会計を済ませたのだからかなり手際良く着付けてもらえたのだと思う。
東洋館で約4時間半の寄席を見終わった後なので着崩れてしまっているが着物はこんな感じ。
三拍子は高倉さんが水色のスーツ、久保さんがピンクのスーツなのでそれっぽい色合いにした。
着物&髪飾り&帯留の紐→ピンク系
帯&帯留のとんぼ玉&草履→水色系
帯はどちらかというと緑に近いけど頑張れば水色ってことで。(着物に合いそうな水色の帯が品切れだった。)
どこかのトイレで写真でも撮ろうかと思ったが東洋館に着いたら既に長蛇の列。慌てて列ぶ。
列にならぶ前に↑のパネルに写ってる三拍子の宣材写真と自撮りで記念撮影。自撮りなんて滅多にしないのでかなり挙動不審な動きをしてしまう。
会場に着くとかなり席が埋まっている。さすがゴールデンウィーク。
とりあえず座席に着くが暑い。
なぜなら着物の下に長襦袢と着物用下着と折り畳まれたタオルが入っているから。
あと背もたれに寄りかかると帯の蝶々結びが潰れてしまう。最初の方は寄りかからないようにしていたが途中で諦めた。
そんなこんなで開演時間。
立ち見が出るくらいの満席でめちゃくちゃ楽しかった。
70超えのお爺ちゃん芸人達が自由奔放に喋ったり(ボケなのか本当にボケてるのかわからなかったり)、お客さんも良い感じに自由にしてたりと普段行くお笑いライブと違った雰囲気がすごく楽しい。
お子様達の笑い声が聞こえるのもかわいらしかった。
三拍子は第一部後半に出演。
2人が出て来るなりお客さんが「大入」のポチ袋をシュッと舞台を滑らせるように投げていた。
リアルの投げ銭!
いつかやってみたいけど相場はお幾らなのだろうか。スタバのギフトカードとハーゲンダッツのギフト券でも良いかな。
今日やった童謡短縮、ど忘れ、早押しクイズ漫才はもう何回も見てるけど何度見ても笑う。
東洋館は他のライブと違って1組あたりの持ち時間が長いから漫才本編に入る前のやり取りも多めに聞けて楽しい。(他のライブも1組10分以上あったら良いのに。)
第一部後半は新宿カウボーイ→三拍子→BOOMER→ねづっち→U字工事と全組おもしろくて笑いすぎて疲れるくらいだった。
ラストはおぼん・こぼんさん。
テレビで放送できない青森営業の話はおもしろくてめちゃくちゃ笑い、タップダンスと歌は格好良くて楽しかった。
しかもちょっと延長あり!サービス精神が素晴らしい。(着物の返却時間に間に合うか少しヒヤヒヤしたけどちゃんと間に合った。)
ちゃんとした写真も撮らず、1人で行ったので誰に見せるわけでもないけど好きな漫才コンビ(っぽい)色の着物を着て漫才を見られて大満足な1日でした。
次は夏頃に浴衣で行きたい。
な〜んちゃってマッチョマーン