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菓子おじ

北海道帯広市出身のおいなり達也さんはプロの芸人さんである。
きつね日和という漫才コンビを組んでビクターミュージックアーツと言う事務所に所属している。

黄色いスーツにメガネ、もじゃもじゃ天パ頭に「ダメだろーー!!🦊👉💥」というツッコミが特徴的。最近はヒゲも生やし、特徴がまたひとつ増えた。

相方は石川県出身の松本さん。野球とアイドルが好きで芸人になる為に某高級スーパーの副店長を辞めたキツネ顔の男である。

漫才ではおいなりさんがツッコミ、松本さんがボケということになっているが、平場ではおいなりさんは天然、松本さんは暴力だと事務所の先輩芸人は言っていた。

暴力の現場

おいなりさんはプロの芸人さんであると共にプロ並みの動画編集技術を持ち、絵も上手い。いなり寿司マイスターの資格とAV検定1級保持者で制作会社に投稿したAVの企画が2回も採用されている。
テレビ番組の企画で、あの山田涼介さんに汚部屋を片付けてもらったこともある。

おいなりさんはプロの芸人さんでありクリエイターであると共にもう一つの顔を持つ。

それが菓子おじ。

UFOキャッチャーが得意なおいなりさんはほんの数100円で何個ものお菓子を取る。

1人では食べきれないほど取るので、ライブに来た客に配ってくれるのだ。お菓子を取った時に偶然近くに居合わせていれば、わざわざ持ってきてくれることもある。

トークライブで配られたお菓子。なお客は4人。

普通、客が芸人さんにお菓子を差し入れするものなのに菓子おじは客にお菓子をくれる。

先月のトークライブでは菓子おじから袋いっぱいに大量のポッキーとカプリコとかるじゃがと板チョコとゼリーとドイツのチョコとよっちゃんイカと紅茶をもらった。

先日はたまたま菓子おじがお菓子を取った時に近くに居合わせたので大量のラムネとプリッツとコアラのマーチを持ってきてくれた。

菓子おじとラムネ

家に大量のお菓子があるだけで幸せな気持ちになる。仕事帰りにコンビニに寄り道することもなくなった。

ありがとう、菓子おじ。

帯広市在住のおいなりさんのお母様もファンの皆様にと六花亭のお菓子を送ってくれたことがあった。

白樺羊羹とキャラメルとホワイトチョコが入っている

親子揃って素敵すぎる。

ちなみに冒頭から書いている「プロの芸人さん」と言うのはきつね日和の漫才に出てくるフレーズで最近の私のお気に入りである。

そんなきつね日和は来月、地元の帯広市で同じく帯広市出身の先輩漫才師三拍子の高倉さんとお笑いライブに出演する。

帯広市在住の方がこのnoteを読んでいる確率はものすごく低い気がするが、もしいたら来てみてはいかがだろうか。会場は寺。


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