よく噛む食事、知らなかった自分

 生んで頂いてから30年ぐらい経って気づいた、食事をする時間をゆっくりするとごはんの味をしっかり感じることができるし、濃い味より薄味の方が好みになり一回一回の食事に対するモチベーションというかハードルがレベチになっている。以前までコンビニに行っておにぎりやサンドイッチを買うときに重要としているのが、重さ。
 
 陳列されている美味しそうなパッケージを一通り見て、胃袋が反応した商品を手に取って2種類以上で迷った場合は両手に持って重い方を選択する。理由はその方がお腹がいっぱいになりコスパが良く、夕方に近づいてきて空腹になる可能性のある自分に感謝されると思っていたから。
 「午前中の俺、ありがとう!おかげで空腹にならずにまだ集中できてるよと、正しい選択でした!」
だけど、そのようなことになったことはあまりない。

 昼飯を買ったら一秒でも長く休憩時間を増やしたくて早めに食べる。
そのうえ早く食べれば食べるほど、ご飯がおいしく満足感があると思っていた。噛む回数を最小回数にすることで飲み込むときにのどにガツンと固形物が食道に入っていく感触が最高の食事だとつい最近まで思っていた。

 学生時代は野球部に入っており昼飯は早く食えば食うほど良しとされていた、野球だからではなく団体競技であればスケジュールの問題できっとそうなんだとは思うけど、今の今までは野球部だったから早食いになった勝手に解釈していた。

 昼休憩の時間を確保するために、早食いをしていた時ににはとにかく急いで食べた。噛む回数は一口10噛み以下だったと思う。会社に入ってから複数人で食事に行った時に食べ終わりをみんなと合わせた方が良いだろうという、少しの良心があったのでゆっくり食べていたが、早く食べた方が美味しくてタイムパフォーマンスもいいのにともやもやしていた、それでも上司からはゆっくり食べなさいと指摘を受けていたので、協調性の評価は低かったかも。。

 そんな私が、遅食いに目覚めたのは一昨日(2023年3月17日)である。
初心者どころではない、この食習慣が根付いているとはとても思えない期間でこのような文章を書いている。しかし、世の中にいる少数の

早食できる人がかっこいい。
早く仕事を覚えられる。
有能な人材である。と信じ込んでいる信者が改宗してほしいと思い書いていく。

 よく噛んで食事をすることの医学的なメリットに関しては、YouTubeや書籍なんかで上がっているので検索してください。。っていうと不親切なのでぎりぎり覚えていることをことをお伝えすると、
・噛むことで満腹中枢が刺激されたくさん食べなくて済む
・唾液がたくさんでて消化によい
・血糖値が緩やかに上がるから、なんか健康によい
…etc そのほかにも多々あったはずですが大体こんなことをメリットととして挙げられてました。

 個人的に、満腹中枢が刺激されたからって出された食事はすべて食べるのが当たり前だろ、何を言ってるの?残ったものは捨てるんですか?、生産者や作った人の気持ち考えてくださいとずっと思っていた。が、
 本日バーガーキングに行き、いつも通りクーポンを使って、オールヘビーのハーフカットでチキンのでかいハンバーガーとポテト、コーラ0を注文し遅食べを実行。これまでであれば、バーガーを大きい口を開けて一口頬張、ポテトを詰込み、5~6回かな咀嚼してコーラ0をストローで吸い込んでほとんど固形のまま飲み込むを繰り返して遅くとも5分以内に食べきってスマホをいじっていたであろうルーティーンを、一口30噛み以上を意識してポテトフライも同様に30噛みを意識していると20分経ってもまだバーガー1/4、ポテトに至っては半分以上残っている。30分経っても間食できていない、お腹はいっぱい。。。これまでの人生で食べ物を残したというのは記憶にある限りめちゃくちゃ体調が悪いとか、実家にいるときの正月料理ぐらいだったので明らかに満腹中枢が刺激されて、食事量が減ったことを実感した。
 一応バーガーは食べきったもののポテトを5本ぐらい残してそのままダストボックス投入しました罪悪感やばい。。ごめんなさい

 そして、13時過ぎごろにお店を出て土日のルーティーンである散歩をかましてぶらぶらして17時が近づいてきたころ、これまでであればお腹が少しすいてコンビニによってホットスナックをぶち込んでいるはずの時間帯になったが、お腹が空いていない。やせ我慢ではないはず、ひとりなんで。
 ひとりで散歩していつもであれば何かしら買い食いしながら自宅に戻るはずが何も欲していなかった。これは自分でびっくりした点の一つである。
そのまま、自宅に帰って夕食を作る時間になり、これまたいつもであればお腹いっぱいにご飯を食べる気持ちになるかと思いきや、人生で初めて食べるのめんどくさいという気持ち。食事は噛まないといけない、疲れる、面倒。

 これは痩せているがりがり民が言っていた、食事めんどくさいからそのまま寝た。そんな訳ないだろと感じていた気持ちが初めて分かった瞬間でした。僕の場合はその境地になっていないので現在進行形で鶏むね肉を茹でたものと玄米ごはんを食べていますが、この遅食いが続けばめんどくさいから食べないがあるやもしれません。

 まず、遅食いというか咀嚼を増やすことを意識した理由でいうと体重が増えてきて痩せたいなと思ったことがあります、小学生~中学時代は割と太っている人生で高校時代は痩せて、大学で太って、休学して痩せて、復学して太って、就職するまでに痩せて、社会人になって太っての安定感の無い体型でした。一応ランニングを趣味一つとしてマラソン大会にエントリーしては痩せて、シーズンが終わったら太ってをしており、2023年3月のハーフマラソンに出場したら完走はしたものの翌日以降に膝が異常に痛くなり、直ぐ治ると思っていたら1週間たっても、寝返りもできないほどの痛さが続きこれは明らかに体重が増えているからだと自己診断をした結果、お金を掛けずに痩せたいという卑しい気持ちの結果、咀嚼回数を増やす遅食いを実施することとなりました。

 小さいころから部活をしていた私にとって早食いは悪いことという認識はなく部活の時にはコーチや監督から食べるの早いないいぞと言ってもらったり、同級生からも食事が早く終わっていいなと尊敬されていると勘違いをしていました。
 コーチや監督、同級生は褒めているのではなくただただ食うの早いなと感想として言っているだけであってなにも稀有な素質ではなかったとと気づきました。それを調子にノリノリ俺は早食いの素質があると思っていた過去の自分に可能であれば考え直して欲しいです。

 なんだかんだございまして、一昨日の食事から遅食いにしようと自分ルールを設定してから良いことがあったの箇条書きにして整理します。

・食材の甘さを感じることができる。
・一回の食事で大食いをすることが難しくなった
・食後すぐに眠くならない
・頬のぜい肉が少なくなった
・無料のごはん大盛を遠慮する気持ちができた
・食事を量ではなく質で考えることができた
・○○のみダイエット、○○置き換えダイエット、○○抜きダイエットが
無駄に思えてきた←こちらに関しては続けられるなら結果でるはずですし
一概にやめた方がいいとは言えないですが咀嚼を増やすと比べたらストレスだったり続けやすさが違う思いました。

今回のnoteはダイエットではなく、食習慣の早食いを遅食いにさせることで
変化を感じられると思いましたので書きました。
体重ではなく体脂肪、内臓脂肪の減少を減らすことを目的とされている方に
対して普段の食事で一口30回噛む。ステーキや鶏むね肉単体であれば50回以上噛むことで見た目が身近な方にコメントがきっと貰えるはずです。
※痩せたことに気づく最初の人物はきっと自分自身です
他人に痩せたって言われるほどであれば3㎏以上痩せてるはず

最後に僕は以下のように噛む回数をカウントしてました。

前歯で2~3回 右奥歯10回 左奥歯10回 両方 10回 合計 30回以上

以上 あざした

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