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子どもがいることを隠していた話

私は、採用や教育を支援する会社で
プレイングマネージャーをしています。


担当顧客にはずっと、
子どもがいて時短で働いていることを
内緒にしていました。

なぜなら、仕事上での信頼を得ぬまま
「子どもがいて時短です」という自己紹介は
相手を不安にさせることはあれど
プラスになることはないだろうと思ったからです。


自分が逆の立場でも、
担当営業を選ぶなら、
実力が同じなら時間に制約が無い人に担当してほしいです。


これは、差別とか古いとかワーママを受け入れてもらう
努力をしていないとかそういう話ではなく、
純粋に、仕事上の関係において家庭事情は相手にはまったく
関係のないことだと認識しているからです。
(密に連携を取り合う社内の人は除く)


1年以上担当をして、信頼を築けたと思った顧客には、
聞かれたら答えるようにしていますが
わざわざ自分から言いません。


(それが直接的な原因ではないですが)
顧客満足度調査では
部署内で圧倒的に良い評価をもらっていますし、
これで良いかなと思っています。


また、たまに男性メンバーでも、
アイスブレイクや相手との関係性づくりのために
「もうすぐ子どもが生まれるんです」「結婚予定です」と
顧客に言う人がいるのですが、

私は「関係の浅い顧客には、家庭のことは話さない方が良いよ」と
アドバイスしています。

なぜなら、家庭のことって外からみえづらく、
相手がどんな問題を抱えているかはわからないし、


家庭のことを話して好意的に受け取ってもらえる状況か
どうかもわからないからです。


相手が話しをしてくれて、
こちらも話すことで距離が縮まるなら
話しても良い。
家庭の話題っていうのは、それくらい慎重に扱った方が
良いのではないかなと思っています。


そんなわけで、
私の担当顧客は、結構仲は良くても
私が結婚していることすら知らない人も結構います。
でも、取引先ですからそれくらいの距離感で良いんです。

大事なのは、仕事で成果を出すこと。
私は営業なので、顧客の課題を解決することが
ミッションです。そのミッションを達成するために
必要な情報は出すし、不必要な情報は出さない。
ただそれだけだと考えています。


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