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体重ではなく体脂肪を落とすことを考えよう


太っているから生活習慣病になるの?

体重が重いから太ってみえる?

昨日より何キロ増えた!お正月食べ過ぎて何キロ増えた!ぎゃー!

うーん??問題はそこではないと思います。

もっと注目するべきなのは、日常生活の中で蓄積されてきた脂肪の量

なぜなら、体脂肪の多さが生活習慣病や体型の崩れに繋がるからです。

もちろん他の要因も沢山考えられますが、脂肪がカラダにもたらす影響は無視できません。今日はそんな脂肪についてのお話です!


このnoteを読んでいない方は、是非こちらからどうぞー!!



脂肪のタイプ


燃焼するべき脂肪は2つに分類されます。

内臓脂肪(男性に多い)

言葉の通り内臓の周りにつく脂肪。お腹がパンパンでつまみにくく、リンゴ型脂肪とも呼ばれます。特に食生活の影響を受けやすく、外食ばかりで飲み会も多い方は注意。

皮下脂肪(女性に多い)

身体の表面に近い場所にある脂肪。簡単につまめて、お尻や太もも、腰周りにつきやすいことから洋ナシ型脂肪とも呼ばれます。カロリーオーバーな食事と運動不足に注意。

※内臓脂肪も皮下脂肪も完全に悪というわけではありません。身体を守るクッションになったり、寒さ対策も担っています。女性は皮下脂肪を減らしすぎるのは危険ですよ!


少し雑談です。

去年の4月に、渡米して人体解剖の実習に行ってきました。(写真はその時の集合写真)

一番驚いたのは、脂肪の多さ。メスでカットしてもカットしても取り切れない。気づけば解剖に参加した目的を忘れそうになる位、脂肪の処理に夢中になってたことも。。

私は骨盤底筋や深層外旋六筋の重なり、そして動きの確認が一番の目的でした。でも、筋肉に辿り着く前に脂肪の多さに苦闘。

目的も大切でしたが、何より生命の神秘を肌で感じることができました。ご献体に心から感謝しています。また来年行きたいな。


体重より体脂肪量に注目


『ダイエット=体重を落とす』

これは完全に間違いというわけではありませんが…体脂肪を落とした結果、体重が落ちた。であれば良いと思います。

500mlの水をのんだら500g体重は増えるし、サウナで汗出したら出した分だけ体重は減ります。(サウナで痩せるという情報には?です。代謝は上がりスッキリはしますね。)

脂肪1kgあたり7200kcal

これを消費するとなると、1週間や1ヶ月では難しいです。1ヶ月で5kg落ちるって謳い文句をたまに見かけますが、そんな無茶な!っていつも思います。


内臓脂肪の方が皮下脂肪より落としやすい


病気を誘発しやすいのはどちらの脂肪でしょう?

実は、内臓脂肪です。リンゴのようなお腹になっている方は要注意!とくに40歳以降の男性に多いですね。

しかし朗報もあります。

内臓脂肪は健康を害するリスクも高いけど、皮下脂肪より比較的短期間で落ちやすいことが分かっています

お腹にはスペースがたくさん。カロリー過多や運動不足になると、あっという間に脂肪が住み着きます。いくらでもついちゃうので、リンゴを通り越してスイカになってしまう可能性も。

落としやすいとは言え、そのまま何年も放置してしまうとツケがたまります。早期に対処しましょう!


どうやって脂肪を落とすの?


1kgあたり7200kcalの脂肪達を落とすとなると、そう簡単ではないです。

しかし理論は簡単!

摂取エネルギーよりも消費エネルギーを増やす。

結果、脂肪が燃える。この基本原則を忘れてはいけないと思います。

摂取エネルギーを減らすために全体の食事量を減らす。実際、これだけでも続けていれば脂肪は落ちます。手っ取り早い気もします。

しかし、同時に筋肉量も落ちてしまう。これじゃいかん!

コツコツ、地道にバランスの良い食事と運動を組み合わせていくことが大切です。

私は体脂肪量に悩む女性のお客様には、必ず運動と食事アドバイスをセットにしてサポートしています。長期戦になるので、どちらかが疎かになるとなかなか結果はついてこないことも…



長くなりそうなので、今回はここまで!

体重ではなく体脂肪量を見てダイエットしましょうね!という内容でしたー!大切なのは数字よりも自分の姿を鏡で見てどう感じるかだと思います(^-^)


体脂肪を落とすために欠かせない運動の重要性については、また今度!


本日も最後までお読みいただきありがとうございました♡



記事作成のお供に使わせていただきます・・・!