そんなの売れるわけがないと言われた商品がバカ売れした話
お弁当のおかずが1品だけだったら、売れると思いますか?
たとえば白いご飯とウインナーだけのお弁当。
普通に考えたら、そんなお弁当売れるわけない!
と思いますよね。
ところが実際は、バカ売れしたそうです。
ローソンストア100で、2021年6月に関東エリアの店舗限定で発売された、おかずがウインナー5本だけという極端なお弁当。
これがヒットして、その年の8月には全店舗で販売される商品に。
お弁当はおかずがバランスよく、彩りもよく、という幕の内弁当のようなものが主流なので、この弁当は言わば邪道。
ところが実際は
「決してお弁当の主役ではないけど、ご飯に合うウインナーだけで食べたい」
「時間がないのにお母さんが作ってくれた弁当を思い出す」
と、特定のユーザーのハートをガッチリと掴んで成功したんですね。
話は少し逸れますが、メインではないものだけを食べたい、というのは分かる気がしませんか?
メロンパンの外側だけ、
アメリカンドッグの串に残るカリカリだけ、とか。
とんかつの端っこだけ定食とかあったら、僕は絶対に頼みますね。笑
話を戻して、一見ターゲットが狭すぎて売れなさそうな商品でも、それに価値を感じる人に買う理由がしっかり伝われば、ちゃんと支持されて売れるという良い事例だと思います。
逆に考えると、世の中の全ての人に宛てたような言葉や、誰にでも買って欲しい商品やサービスだと、結局は誰にも見てもらえず、買ってもらえないとも言えます。
ターゲットは狭くピンポイントで!
あなたの商品やサービスを買ってくれる人は、どこにいる誰なのか。
それを明確にして、その1人にだけ伝えようとするぐらいピンポイントな発信をしてみましょう。
きっと、誰でも使うような特徴のない言葉ではなく、独自性ある言葉が出てくるはずです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。アリーヴェデルチ!
若山 倫 (ワカ) / 黄金体験ラボ
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