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2021年上半期&今月の宙予報【12星座占い】2020/12/21~2021/1/19

今年もいよいよ冬至を迎えました!
夏至をピークに下降してきた太陽のエネルギーもようやく谷底。これから太陽は力を取り戻していきます。

今回は冬至とほぼ同時にグレートコンジャンクションも起こりますから、今の状況を払拭する一陽来復のターニングポイントになるといいですね。


何はともあれ、冬至は一年の中で深夜にあたります。木星約12年、土星約29年サイクルの中でも、最も冷え込みが厳しい真冬の時期に入りましたので、私たちも自然界の動植物のように、活動の仕方を調整して春に備えていきましょう。




さて、グレートコンジャンクションといえば木星と土星が約20年ごとに重なることを言いますが、これをローマ神話になぞらえてみると、「最高神ユーピテル=木星」と、「大地の神サートゥルヌス=土星」の会合ということになります。

実はこのユーピテルとサートゥルヌスは深〜い因縁のある親子。そんな二人の神が力を携え合っていくことが出来るのか?はたまた今再びの衝突となってしまうのか?、気になるところです。

◇ユピテルとサートゥルヌスの因縁とは
将来、自分の子に王位を奪われて殺されるという予言を恐れたサートゥルヌスは、我が子を次々に呑み込んでいった。結局は妻レアの策によってこっそり育てられたユピテルに王位を奪われ、サートゥルヌスは追放される。

「我が子を食らうサトゥルヌス」ゴヤ作(怖いので見たい人だけご覧ください)⇒


しかし、今回のグレートコンジャンクションが起こるのは、占星術のチャートでは水瓶座ですが、実際に空で目視できるのは山羊座の目の前。

ローマ神話で山羊座とされるカプリコルヌスに見守られての会合になります。

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このカプリコルヌスのルーツは、メソポタミア神話に登場する神エンキと言われています。世界の創造者であり、知識や魔法を司る神エンキが見守る中で、理想の世界を目指して、ものごとを拡大発展させていきたい「ユピテル=木星」と、秩序を乱すものを厳しく裁き、地を押し固めて整えていきたい「サートゥルヌス=土星」が話し合いを持つということは、大いなる力によって世界は良き方向へと導かれていくのではないかと思うのですが。。

これが私たち人間にとって良いことになるのか、悪いことになるのかまだわかりませんが、今回の見届け人であるカプリコヌスはユピテルの味方ですから、「ピンチ(土星)をチャンス(木星)に変えていこう!」という気持ちを持つ人には、きっと味方をしてくれることでしょう。


それでは、今月の宙予報&12星座別の2021年上半期予報です。





今月の宙予報

冬至&グレートコンジャンクションで始まる今期は、太陽と共に水星も山羊座入りします。

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