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これから7年の宙予報・天王星編「時の運を身に付けよう!」

土星編に続き天王星編。
これまでと、これからの宙の動きから『時の運を身につけて今を生きる』ヒントをお伝えします。
微力ではありますが、この変化の時代を生きるみなさんのお力になれれば幸いです。

少し長いのでお時間がある時にでも。

新しい時代の到来

さて、まもなく一つのサイン(星座)に約7年間滞在する天王星が牡羊座から牡牛座へと移動します。

2019年3月6日~2026年4月26日
天王星・牡牛座

通常、天王星のように一つのサインに長期間滞在する惑星の影響はわかりにくいのですが、サインを移動する前後の時期の出来事はとても印象的で、強く心が刺激されることがあります。

ちなみに前回、天王星が魚座から牡羊座へとサインを移動したのは2011年3月12日。東日本大震災の翌日のことでした。

こう書くと「また何かある?」と心配される方もいると思いますが、天王星のサイン移動だけが原因で大震災が起きているわけではありませんし、いつだって地震は起こり得るということをお忘れなく。こうしている今をしっかりと後悔なく生きる事が大切ですからね。

それに変化はこれから起きるのではなく、私達はもう既に非常に大きな変化の中で過ごしているんですよ!
テレビなどの各媒体では毎日のように「平成最後の◯◯」という文言を見かけるようになって、『時が変わりますよ』というメッセージがたくさん飛び交っていますが、もう準備は出来ていますか?

天王星について

天王星といえば自転軸が横倒しになって横向きのままで自転している『一風変わった』惑星。占星術的にも今までとは違う角度から物事を見ることで、凝り固まった思考を解放し、既存の枠組みを壊してリノベーションする革命の星とされています。

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天王星がこれまで滞在していたのは12サインで最初のサインである牡羊座でした。
人間でいえば生まれたての赤ちゃんのようなフレッシュな感覚を持ち活動的な性質の牡羊座は、羊水の中から飛び出し『個として生きる』ために必要なものを獲得しようとする生命力溢れるサイン。しかし、まだ知らぬことへの不安もいっぱい。

こうした影響から、今まで8年は『個』=『自分』について考えさせられたり、これからに漠然とした不安を抱いたりしたことがあった人も多かったでしょうね。

この革命の星は、私たちを『わっ!』とビックリさせて目を覚まさせるのですが、その影響は世界情勢にも及ぶ強大なもの。昨年5~11月に一度牡牛座入りした時も、私達をビックリさせたことがありました。

それは昨年6月のこと。これまでの敵対関係から一転して2人で仲良く談笑する米朝首脳の姿に「一体何が起きた?」と思った方も多かったのではないでしょうか。まもなく開催される第2回目の時期も興味深いものです。

良い関係が育まれることを期待しています。

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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/2018年米朝首脳会談


変化にはショック療法が必要?

さて、新しい時代に合わせて変化していく為にはビルド&スクラップ』=「立て直し&さらに改修すること」が必要と土星編でも書きましたが、土星の矯正力が強まっている中で天王星も改革を促してくる今はとても大きな変革期。

歴史上の出来事だった『天皇譲位』で元号が変わるぐらいですから、まさに歴史的な変化といえるでしょうね。。

こうした改革は、社会だけでなく私達にとっても同様。私たち一人一人も変化が必要になりますが、『立て直したものを、さらに改善する為に壊して立て直す』というのを個人で体験するというのはかなり大変なこと。特に出生チャートが刺激されて天王星の影響をもろに体感する時期は『一難去ってまた一難』という体験となりますから、この8年色々あった方は本当にお疲れ様でした。

しかしこのプロセスは、これまでの『生き方=既存のシステム』を時代に合わせたものにしっかりと変えていくために必要なことなのです。

たとえば前回、天王星が牡羊座を行きつ戻りつした2010ー2011年に政界で起きた、自民→民主→自民と政権が次々とチェンジした当時を振り返ると『立て直して、さらに立て直す』ことの必要性がおわかりいただけると思います。

☆2010年5/28〜8/14 天王星・牡羊座入り
2010年6月 民主党の鳩山氏退陣、菅政権開始

☆2011年3/12~  天王星・牡羊座入り 

 2011年3月11日 東日本大震災
同年8、9月 菅直人氏退陣、自民党政権奪還

『自民』から『民主』へチェンジしたのは、これまで続いてきた既存の問題を改善して時代に即したシステムを作り上げ完成させようとする働きかけ。
その後、『民主』から『自民』へと戻ったのは、出来上がったシステムの不具合を見直すためのリノベーションでしたが、これは政治の話だけでなく私たちも同じですよね。

問題を基盤から変えるには、『改修→不具合がないかチェック→また不具合を改善』していくことが必要。
つまり、私たちは変わり続けなければいけないということなのです。

振り返ってみれば当時は政治家達の力量不足ばかりが取り上げられましたが、私たちにとっても「どうせ変わらない。なんてものはない!」という刺激にもなりましたね。。

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2010/6/27掲載 民主党アーカイブより

これから私達がやるべきこと

さてさて、天王星が牡牛座入りすると私達一人一人も『リノベーションするべきテーマ』が変わります。芸能、スポーツ界でも引退、活動休止、転職と既に動き始めている人もいますが、あなたの胸の内でも『もう変えなきゃいけない』と感じていることはありませんか?

『まだよくわからないんだけど。。?』という方は、ちょっと去年を思い出してみてくださいね。

天王星が最初に牡牛座入りしていた2018年5月16日~11月7日の間、なにか気持ちや環境の変化はありませんでしたか?仕事、肩書、家、人間関係、環境など、『これまでとは何か違う』変化はありませんでしたか?

過去を「振り切って前を向いていこう!」という感覚や、なんとなく「これやってみよう!」と心が動いて始めたこと。そう、その『いつもと違う感じ』です!

「いやいや、まだわからないよ」という方はこれから徐々に感じられていくことでしょう。タイミングは人それぞれ、感じ方色々。なにせ7年にわたる影響ですからね。

時の運を掴む方法

長くなりましたが最後にここまでお付き合いくださった方へ、2つのヒントからこれから大切になることをお伝えしましょう。

1つ目は、これから天王星が入る牡牛座といえば牡羊座に次いで2番目のサイン。生まれたての赤ちゃんの『意識(精神)』が自分には『肉体』があるということに気付き、手や肌に触れる感触、『実体あるもの』に安心を感じ、愛着を『育む』サインだということ。

2つ目は、2010年6月に打ち出された消費税10%が、今年10月に本格的に施行されるということ。これは、天王星が牡羊座入りで『打ち出されたもの』が、牡牛座入りとともに『実行』されるという流れ。

つまり、これからは今まで思っていたこと、考えたことを『現実化』させる為に、言葉、行動、作品等『形』あるものにしてみれば「時の運」が味方してくれるということなのです。

その「時の運」を掴む方法は、『変えなきゃいけない』と感じたことは「なんとか今のままで続けられないだろうか」と抗ったり、「まあ、いいか」と先送りしたり、「自分にはムリ」と逃げ出したりしないで計画的に準備を整えて変えていく事。

天皇陛下の譲位は、『変えざるを得ない時がくるのを待つのではなく、自らチェンジしていくことが大事』と私達に伝えていると思うんですよ。

時の運を身に付けて『価値あるものを育んで』いきましょうね!


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星座別のことは書ききれませんでしたが、今年の占いには大切そうな動きを盛り込んでありますので、まだお読みになっていない方はこちらもぜひ↓



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