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子育て・親育て

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子、親、家族のはなし。
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#日記

いつも脱ぎっぱなしの人達の気持ちをわかる為に、私も脱ぎっぱなしてみている。 なかなか悪くない。 でも、誰が片付けるんだろう。。

「クソババア」なんて言っちゃいけない。でも、ありがとう。

『おかあさん。僕優しい?』 「優しいよ。何かあったの?」 『今日、1人ぼっちでいた子に声をかけて僕の自由帳に一緒に絵を描いたの。それでね、その子が描いたページを切って、あげたんだよ。 どお、優しい?』 「うん優しい。その子嬉しかっただろうね」 学童帰りの薄暗い帰り道。 息子と歩きながらこんな話をしていると、自分が小さな頃のことを思い出した。 「そういえばお母さんも小学生の頃、お友達の家に塗り絵と色鉛筆を持って遊びに行ったことがあったな。お母さんの塗り絵を1ぺー

「ダメな子」はいません。

「うちの子はダメだから」よくこう言うお母さんがいるが、考えてみれば失礼な話。 お母さんは家族だけれど、本人ではない。 本人が自分をダメだと言うならまだしも、どうして他の人に否定されなければならないのだろうか。 うちの子は「無理」「ダメ」と聞く度に、「そんなことないですよ」と言うが、「いやいや、本当にダメなんです」とさらに強く否定する。 実際ダメではないし、むしろしっかりしている。 他人がダメだと言っても、親だけでも肯定するべきなのに。。 なぜ?何の為? 勉強が出来

今年もサンタクロースは来る。らしい。

昨晩はうっかり早く寝てしまい、息子がサンタクロースに宛てて書いたお手紙のフォローを忘れてしまった。 我が家の息子は今年7歳。 そろそろ、サンタクロースなんて「いるわけない」と言いだすのではないかと思っていたが、今年もまた『サンタクロースに何をもらおうか?』と考えだした。 本当にまだわかっていないのだろうか? トナカイのソリに乗って空を飛ぶこと、家人の寝静まる深夜に家に侵入してプレゼントを置いていくこと。。あまりにもおかしい。 そんなおじいさんがいるわけがないと、気付

「青年よ、自らが描いた地図を行け!」上手く進めないなら書き直しちゃえ!!

三連休は、我が家のメンバーがそれぞれの予定で出払った為に久しぶりのフリータイム。のんびりとテレビや映画を見ていると、局もジャンルも違ういくつかの番組で何回も同じ言葉が繰り返されていることに気付いた。 「人と同じことをしていてはダメ」この言葉は今の宙模様とマッチしてはいるけど、偶然なのか?流行なのか?それとも意図して入れ込まれているサブリミナル的なもの?もしそうなら誰の意図なのだろうか。。。? なんて考えていたら、子ども時代に友達とした『地図ごっこ』を思い出した。

わかるかな~、わからないだろうな~

「人の気持ちを考えなさい!」この言葉はつい言ってしまうが、大人にだってわからないのに人生経験の少ない子どもにはもっとわからないだろう。 今朝はそう言う私も人の気持ちを考えていなかったと反省し、息子が摘んできた菊を入れていた瓶をちゃんとした花瓶に替えて、リビングに飾りなおした。 息子はちょっと嬉しそうな顔をして、サッカーの試合へと出かけて行った。 * 息子がこの花をくれたのは3日前のこと。 友達と二人で遊びに出た息子を迎えに公園へ行くと、どこかで摘んだ菊の花を手に二人

周りの人がいい人ばかりになる、おばあちゃんの呪文

友人と転職の話をしていた時、「どこで働いたって人間関係って色々あるものだからね」と話すと、友人の顔がパッと笑顔になった。 「それが、私は人間関係でイヤな思いをした事がないの。ホントに周りの人に恵まれているのよ!」 こんなこと自信満々に言う人に初めてだった。 でも、その笑顔を見たら納得。 そのステキな笑顔は、おばあちゃん譲りだそう。 悪意を持った人でも、イジワルをする気が起きないだろう。 こんな言霊を使いこなす彼女には、ネガティヴな人は近づけないような気もする。 ひ

手をつなごう

今年の春、息子と満開の桜の下を歩いた。 こうして手を繋いで歩けるのは、あとどれくらいだろうか。。。 息子が小学校に通い始めて2日目の朝。 学校の途中まで見送ろうと一緒に家を出ると「お母さん手を繋いで」と息子が甘えてきた。 もう小学生なのに。。。 「自転車を押していくから手は繋げないよ」と自転車を口実に1人で歩かせたものの、仕事中に息子の顔がよぎると後悔で頭がいっぱいになった。 自転車なんか置いて行けばよかったのに。 なんで手ぐらい繋いであげられなかったんだろう。