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ウラジオストク旅行記 〜ロシアのスタバ的なカフェ

※この記事は2018年7月の旅行を振り返っています。

ウラジオストクにはスタバがない。
それでもウラジオストクはカフェ天国だ。通りを歩いていると、あちこちにカフェを示すロシア語のКафеの文字の看板と出会う。

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ヘッダーの画像はAliis coffeeというカフェチェーンのコーヒーで、海賊のような凛々しい女性のサインが印象的なカフェだ。ウラジオストクのスタバと呼ばれている。

ラテの値段はだいたい100円ちょっととコーヒー好きには嬉しいお値段だ。
フレーバーシロップの種類が豊富で、現地の人は好みのシロップを追加注文して飲むらしかった。
店員の女の子に「シロップは?」と聞かれて、ジンジャーブレッド味のシロップをラテに入れてもらうことにした。意外とスッキリした甘さで美味しい。

ウラジオストクは北海道よりも緯度が高いから涼しいだろうと思っていたのに、行った時期が特別暑かったのか日中は登山でもしたのかと思うほど大量の汗をかいてTシャツがびしょびしょになるほど暑かった。
そんな旅行者にとって、冷房の効いた涼しい店内で飲むAliis coffeeのシロップラテは最高に美味しかった。

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そうそう。ウラジオストクは韓国人の旅行者が多い。近いからというのの他に、韓国人がウラジオストクに入国するのにビザがいらないから気軽に旅行に来られるのだそうだ。ちなみに日本人の場合は電子ビザという簡易的なビザが必要になる。

そういうことで、ウラジオストクのヨーロッパ的な雰囲気を味わいに来たような若い韓国人のカップルを多く見かけた。
Aliis coffeeの窓際にもハタチくらいのカップルがラテを片手にひと休みしていた。女の子の横にはそこそこ大きなバラの花束が置かれている。

はあぁぁ、旅行中のデートにもこうやって花束を用意して渡すものなのか。
韓国人のカップルはロマンチックだと聞くけれど、こうやって目の当たりにしたのは初めてだった。
女の子は慣れた様子でその花を特別なものとして扱うわけでもなく、どちらかというとぞんざいな感じだった。
日本でいうところの、彼氏にキットカット1個もらった、ぐらいの感じですかね。

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