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カナダワーホリ-1 決断から準備編

こんにちは。Fumiです。
私はワーキングホリデー制度(以下ワーホリ)を使って、2022年 12月から 2023年 12月までカナダのバンクーバーあたりで一年を過ごしました。
今更ながら、どんなことがあったか少しずつ振り返ってみようと思います。


なぜ書こうと思ったか

カナダでは、タックスリターンの時期が毎年 2月頃はじまるのですが(日本で言う確定申告)会社が行ってくれるわけではなく、自分自身で提出しなければなりません。

私も申告の必要があり、 2024年 2月に提出期間が始まってすぐに書類を提出したのですが、なんと 2024年 7月になって、提出されてない事が判明しました。
割とショッキングだったので、なんだかそういうことも含めて書き留めておきたいなと思いました。

また、私もさまざまな記事やSNSなどの情報に助けられながらカナダで過ごしていたので、今からワーホリに限らずカナダへ行く人への一助となれば幸いです。

そもそもワーキングホリデーとは

簡単に言うと「日本と協定を結んでいる国に滞在&働けるビザが 1年分発行される制度」です。国同士でお互いに協定を結んでいるので、日本人が行ける国は、その国の方も日本にワーホリで来ることができます。また、年齢制限があり、現在は 30歳のところが多いと思います。
詳しくは外務省のホームページを貼っておきます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html

いつ決めた?ワーホリに行くと

私が具体的にワーホリを知ったのは、5−6年前に兄妹から話を聞いたのが始まりでした。その当時は「へーそんな制度あるんだね」くらいでした。

ちなみに私は今まで海外渡航歴なし、英語話せたら便利だよね~とは思いつつも勉強はしたこともなく、英語レベル 0状態でした。
ですが、数年前から仕事の資料作成時に英語を使うようになり、翻訳ツールから丸コピではあるものの、英語との接点が生まれました。

私が運が良かったのは、その会社に週 1で英語のスピーキングレッスンを受けられる制度があったことです。
そのレッスンが楽しくて「もっと英語しゃべれるようになったら楽しいんじゃね」くらいの気軽な感じでワーホリを考え始めました。

それが2022年の夏くらいだったと思います。
その当時私はすでに30歳で結果的にカナダが最初で最後のワーホリとなりました。

ちなみに2022年夏に受けたTOEICは200点台でした。

なぜカナダ?

海外渡航も初めてでかなり不安だったので「初めてならバンクーバーおすすめだよ」とのエージェントの一言で決めました。カナダといえばトロントも人気がありますが、トロントに比べてアジア系移民が多いとのことでした。
英語圏に行こうとは思っていたので、オーストラリア、ニュージーランドとカナダで迷いました。
イギリスは物価が高そうなイメージだったので候補外でした。カナダもオーストラリアも今考えると物価は高いですけどね。

実際にバンクーバーは、本当にアジア系が多く、日本人もたくさんいました。語学学校では高校生が同じ学校から一気に留学してきており、日本人比率が超絶高かったです。

準備何した?

1.語学学校とホームステイ

ネットで調べたりはしたのですが、結局留学やワーホリを斡旋しているエージェントのセミナーに申し込みました。
ビザの話や、語学学校の話を聞いて、2−3度オフィスに足を運んで学校とホームステイ( 5週間)を契約しました。
私はワーホリビザの期間に語学学校にいったのですが、長く滞在したい場合は旅行ビザで入国し、学校卒業後にワーホリに切り替えるのもいいと思います。
また、エージェントを通さずとも日本語でやり取りできる語学学校もあるので、学校に直接問い合わせるのも手です。

2.ビザの申請

エージェントにほぼ代行してもらいましたが、大阪に指紋の提出(平日の昼間限定)に行ったのが印象的でした。人生で初めて指紋を提出しました。(2回目はアメリカ入国の時)
ビザは、申請・指紋提出・発行まで約1.5-2ヶ月を要しました。その間国外に旅行などで出国はしないようにと言われた記憶があります。
申請は日本にいる間にしておいて、渡航してからアメリカの国境で切り替える人も割といるようです。

3.航空券

韓国の仁川国際空港でトランジットする便を大韓航空で取りました。国内の出発地からYVRへの直行便はなかったことと、国内からのYVRへ直行便はかなり値が張るためです。
それでも片道約10万円くらいしましたが。高い。

4.でかいスーツケース

1週間サイズ(縦横奥行き158cm)、TASロック付きのスーツケースを新調しました。私はそのスーツケースと手持ちカバンで出国しました。

ちなみに後から気づきましたが、長期滞在の人の多くはスーツケースを2‐3個持ってきているようでした。特に女子。
さらに、私が購入した航空券には預け入れ荷物が2つ無料でついていたので全然お金をかけずに飛行機に乗せることもできたのです。が、全くそれも知らずに一つのスーツケースをパンパンにして出国したのでした。
渡航先で帰る前に買って、お土産を詰めて帰る人もいますので人それぞれです。

5.医療保険への加入

AIGの海外旅行保険に1年分加入しました。
30万円くらいしたので「たっけ〜」と思っていましたが、これが後に大活躍しました(カナダで怪我もしたし交通事故にもあった)。
健康保険は日本のものは使えないので、必須です。また、ワーホリビザの要件の一つでもあるため空港の入国審査で確認される可能性もあります。
現地の安い保険に入っている方もいたので、自分で調べて適切な保障を受けられるものに加入したほうが良いです。

6.仕事を辞める

できれば1年休職していきたかったのですが、さすがにそういった休職制度はなく、出国の10日前くらいに退職しました。
出国前の1ヶ月は有給消化もあったので、家族と旅行をしたり、友達と会ったりと忙しくしていました。

7.国外転出届け

住民票を抜いていく場合は、この届け出が必要です。
健康保険や国民年金の支払い義務がその間はなくなりますが、将来の年金額は伴って減ります。また、マイナンバーカードは失効します(ナンバーは変わりません)。
ちなみに住民票を戻す際、戸籍を書面で取り寄せる必要があり、更に年末も相まってかなり時間がかかりました。今はマイナンバーカードで戸籍は簡単に出せるようです。

8.国際免許取得

念の為国際免許を取得していきました。ただ、カナダは右側通行で日本とは逆ですし、怖かったので一度も運転はしませんでした。

準備編はここまでです。また時間を作って出国以降を綴りたいと思います。


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