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関西弁で綴る、エッセイ・評論

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その名の通り、関西弁で綴る、エッセイ・評論(著者は尼崎出身)
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#久保研二

不思議の国

 昨日、山口市内、小郡に向かう椹野川沿いの道で、目の前を猫が横切った。  思わず軽く減速…

久保研二
3年前
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お釣りとゆとり世代

 財布に久しぶりにお金が入ったので、気分がリッチになりました。  普通 お金が入ったという…

久保研二
3年前

お水の恋人

 値段が安かったから、あんまり文句はいえんけど、ほんまに世の中にこれ以上…… 「どうでも…

久保研二
3年前

危機管理

2018年5月  人を叩くのはあまりよくないと思いますが、 このオッさん。ホンマに久しぶりに…

久保研二
3年前

権力と虚構

 2018年5月  生きていく中で、様々な要素やタイミングがからみ、ふと本来持つべきではない…

久保研二
3年前

レオポン

 私は幼い頃、祖母や伯父が居た尼崎の杭瀬や、父が営む洋服店があった出屋敷、共に阪神電車の…

久保研二
3年前
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ジャズピアニスト

 JAZZのアリ地獄に陥りつつある……この歳になって。  先日ヤマを越えたのは、JAZZボーカルだったが、そのあとの燃え尽き症候群がすり寄っていったのは、JAZZの基本的王道であるピアノ。  どうしても今また聴きたい。  YouTubeではなく、CDで……もちろんLPレコードが一番だが、そこまでは贅沢を言わない。  そんな、今聴きたいピアニストをパッと思い浮かべただけで、どんなけたくさんあるねん‼︎  先日のイベントがらみの「ミスティ」が発端で、エロル ガーナー は既

危険な再会

 知らない番号から突然の電話が……。  もちろん物騒なこの時代、こちらからは名乗らない。…

久保研二
3年前
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縁は凄まじい

 古い物が好きで且つそこに執着する傾向が強い私は、歴史的な街並みを保存している人々をホン…

久保研二
3年前
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きつねとたぬき

 20歳の頃、特殊な内容の仕事で、ちょくちょく東京に仕事…といってももちろんアルバイトに行…

久保研二
3年前
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新 天皇論

 今から10年前後前の話です。  当、私が山口市で責任者をしていた大型店舗に、目つきが悪い…

久保研二
3年前

かえり船

 もう確実に10 年以上は前のことです。今朝がた、たまたま夢で追記憶をなぞったので、忘れな…

久保研二
3年前
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資本主義の正体見たり

 不安や焦り、危機感にあふれている時に金欠が襲ってくると、人は確実に追い詰められて精神が…

久保研二
3年前

天罰

2020年4月20日  カタギの人は特に足元を見ながら歩く習性がありますが、平時はそれが石橋を叩いて渡ることにもつながり、堅実という表現とともに安定した人生を送りきることに役立つのですが……  ひとたび世の中が今回のように荒れると事情はガラリと変わります。  そういう時には、足元…一歩先…という、クローズアップ現代した視野ではなく、ここに至るまでの歴史を、思いっきりカメラを引いて、その大きな流れ……特に「時代のうねり」の意味を大胆に大雑把につかまねばなりません。  つま