日常のなか
繰り返し 過ごしてきた日々は、少なくとも自分にとって「日常」である。
でも、その自分の「日常」は 他人や世間からみた場合、「異常」として切り取られることもあるだろう。
その瞬間、場合によっては、孤独を感じたり、恥を意識したり、惨めに思ったり、自分はこの場に居てもいいのだろうか?と思ったり、いろいろ。
でも、場合によっては、そのあとに「そんなこともあるよね」なり、「それは大変だったね」なり、他人からの悪意ない反応があれば、きっと自分の日常を明日からも続けられる心地になる。そんな気がする。
ただ、それも 自分が他人の反応に「悪意がない」と思える間の話なわけで。
「もう諦めよう」「もう信じるのをやめよう」「願ったって仕方がない」という類のものは すぐそばにあるし、つぶやくことだって何度もある。
それでも戻ってくる。戻ってこれている。
何でなのか。
それは、日常のなかに かわらないあなたがいたから。
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