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1段下のポジション取りが相手を油断させる

交渉がうまくいく方法を本から得たので、シェアします。

結論から言うと、
タイトルにあるように、「自分の立場を相手より一段下げて人間関係を作っておく」と言うことです。

そもそも、人は誰でも相手から下に見られるのは嫌だという性質を持っていると言うのは前提にあって、これは子供から老人までほとんどの人が持っているんですね。
よほどの人格者じゃないと見下されると腹が立つ(表に出すかは別として)

で、良く名経営者や評判の良い人の共通点として、「腰が低い」というのを聞いたことがあったり、見たりしていると思いますが、

これと優れた交渉家には通ずるものがあるんですね。

例えば、松下幸之助さんは、新幹線移動の時、知り合いの方と会うと、必ず自分からその人の席に行って自分から丁寧に挨拶をするそうです。

僕が知っている経営者さんの方でも人気があって評判の良い方(営業回ってて良い噂を聞く人)は、腰が低いです。

このお客様に対する態度は、会社の業績にバンバン響くそうで、
郵便局と宅急便の業績が片方はおち片方は伸びた理由だそうです。

郵便局は、これまで、お客様より1段上の態度で接していたそう。
「この郵便物をお届けしていただく」という態度でをお客様の方が取っていた。
宅急便はこの関係を逆にして、あくまでお客様のことを考えて荷物も自分からお客様の家まで集荷するようにしたそう。

多くの人は人の上に立ちたいという気持ちが強いから、そこを相手に譲って、相手の欲求を満たしてあげることで、あなたのお願いを聞いてくれる確率がグンと上がるというお話でした。

腰が低い経営者さんや交渉が上手い方達は、
こういうことを知っててやってるのかな、自然体なのかな、って
こういう本を読んでたらいつも思います。笑


バカにならないように気をつけます。。。