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人たらしのブラック交渉術4


困る質問には逆質問で逃げる

営業でも日常生活でも人と話していたら、困る質問とか即答できない質問をされて回答に困っちゃう時ありますよね。

例えば、結婚いつすんの?とか
商談中、条件を提示されてこの条件でいけますか?みたいな。

そう言う時は、逆にあなたはいつ結婚するんですか?や
あなたはこの条件で私が行けると思いますか?と聞き返そう。

相手が回答を考えている間に、自分の回答をまとめておくとのこと。
人間は2秒あれば、次の話題を考えることができるらしいです。

1番ダメなのが、質問をされて、しどろもどろな態度を取っていることで、それをしてしまうと、商談相手に舐められてしまうので、逆質問で時間を稼ぐ、この方法が1番簡単で使えるとのこと。

ここで、不安になってくるのが、
「先に質問したのは、私です、先に私の質問に答えてください。」と言ってくる人もいると言うこと。
ただ、この本の筆者の経験上、いないとのことなので、安心して使ってください!

誘導質問のポイントは表情

誘導質問と聞くと、なんか微妙だなーって思う方がいるかも知れないけど、本書で言われていることは、決して道徳的に問題のある、禁断の方法ではないのだから、ビジネス場面では積極的に使って行ってほしいと。

実際、こちらが望む回答が欲しい時は誘導質問はすごく効果的で、
飲食店とかでは、よく使われている。

例えば、マクドナルドでは、お客さんの注文が終わった時、「以上ですか?」とは質問せず、「ポテトはおつけしますか?」と聞く。
レストランでは、「最後にデザートはいかがでしょうか?」と聞くことで、お客さんは、「あ、じゃあつけてください」となる。

商品説明をする時は「どうでしょう、素晴らしい特徴でしょう?」と聞くと、大抵は、「そうですね」となる。

ここでポイントになるのが、変におどおどしないで、さも当たり前のように自然に振る舞って切り出すこと。

これが自然じゃないと、変にテクニックを使ってるな、、、みたいに思われるので、いかに自然にできるかが大事とのこと。

信頼感を増す声の効果

何か質問された時に、自分に自信がないと声が小さくなってしまう。
これの原因は、自分の回答が100%正しいのか、自信がないところから来ていると言える。
ただ、この世の中の物事は、スッパリと割り切れるものではなく、完全に一つの説明だけが正しいと言うことはあり得ない。

なので、例え質問に対する答えが間違っていてもそれはどうでもよくて、
相手はあなたの堂々とした受け答えだけを期待しているので、元気いっぱい大きな声で話す。
そうすることで、相手はあなたのことを信じてみようとなって、気持ちが高ぶる。

なので、大きな声で受け答えしようってことです!

ちなみに、ドレミファソラシドの「ラ」の音階で話すと、元気いっぱいの声で話せるそうです!