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日本のホテルのドライヤーの謎

以前、世界のホテル事情についてこんなコラムを書いたところ、色々な人からコメントを頂いた。そこから30回ぐらい色々な国内のホテルに泊まったが、相変わらず改善されていないワンポイントがあるので、今日はホテルオーナーやホテル運営者に向けて、ぜひこれだけ改善して欲しいということを伝えたい。

それはドライヤーだ。

僕は思うのだ。ホテルに備え付けのあの使えないドライヤーを変えるだけで、相当顧客満足度はあがるはずなのだ。特に女性にとってはドライヤーの性能は一日のリズムを左右させるぐらい重要なもののはず。レストランでトイレがしっかりデザインされていないのと同じぐらい、僕にとってドライヤーにケアが行っていないところは、やっぱり日本のホテルはダサいなぁっと思うのだ。

まずドライヤーは圧倒的に強い風量と熱があるべし。どういうわけかわからないがだいたい好まれて置かれているPanasonicのドライヤーなどは全くといって風量がなく、熱くもない。Dysonもデザイン&風が生まれる仕組みを頑張りました感はあるものの、風強い?と言われると、かなり微妙なところだし、おそらくホテル側も4万円を超える金額をいずれは壊れる消耗品に投資するのはなかなか厳しいだろう。

僕の髪はご存知のようにセルフカットしているぐらい短いのだが、この短さでも熱と風量のコンビネーションは重要だ。せっかちな性格なのですぐに乾かないと嫌なのだ。そういう僕が色々なドライヤーを試して中で、最終結論に行き着いたのはこのソリスのファーストドライSD381である。

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なんと最大風速30メートルの謳い文句は本物である。僕ぐらいのスーパーショットヘアーなら20秒で完全にセット可能になる、長い髪の女性にとっても大きなユーザーベネフィットに繋がるはずだ。価格.comで調べてみると、1万円ちょっとぐらい、もう日本のホテル関係者の方々、数千円のPanasonicをすぐにこのソリスに交換してもらいたい。

そして、ドライヤーのコードを縄文土器のように巻かないで毎回巻かないで欲しい。ホテルの設計前だったらドロワーに電源とつながった状態でしまえるデザインにするなど、とにかくあのコードをしっかり巻いておきましたという意味不明なサービス、しかも袋に丁寧に入れて隠しておく、朝の忙しい時間に喧嘩売ってんのか?的なサービスは一刻も早く廃止してほしい。あのサービスを歓迎している人ってこの世の中にいるのだろうか???

今日のコラムのポイントは2点。

ドライヤーはスイスのソリス、そしてコードは巻くな!


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