妄想な続ける喜び、僕と井崎さんの妄想喫茶
僕と井崎さんの何気ない企画「妄想喫茶」がなんと17回を突破した。毎回新しいことにチャレンジしたいということで、僕は南米からやってきたアルベルト・ハマモリというキャラに扮して、西麻布では誰も来ていないであろうアロハとグラサンで決めてみた。冒頭のおなじみのトークで「いやぁ、この企画ぶっちゃけ2回ぐらいできるかなぁっと思っていたんですよねぇ」とゲラゲラ笑う井崎さん。僕も2−3回でどちらかが飽きると思っていた、だから妄想なのだ。それがびっくり17回目だ、僕の朝食会と同様に本当に多くのリピーターの方々が集まってくれるこのイベント。一重にゲストの皆さんとすっかりカレー好きになった店長ジェイと両社合わせてのチームのおかげと感謝している。
どうしても例の事件からやるせない気持が払拭出来ないでいる。いい国、ニッポンだったのが、あぁこんなことで人生が終わってしまうんだなぁ、それもニッポンでという気持ちなのだろうか。こんなどんよりモードな気持ちの時に、僕はいつもこの言葉を思い出す。
奇しくも同じく凶弾に倒れたキング牧師の言葉だ。直訳すると、限りある失望を受け入れてもいいが、無限に広がる希望を失ってはいけない。という言葉だ。昼間のランチのセッションではすべてこの言葉を紹介した。それは毎日真剣に生きて、そして寝て、また明日を迎えられる。それがとてもシンプルなことだけど希望だからだ。人生も毎秒、毎分、そして毎日をやり続けることにある、決して最初から生きる意味なんて分かっている人もいない、途中で「あれ?」っと明るい光りみたいなものが差し込んで気づくのだ。それはやり続けたもののみに差し込む光りだ。(あ、別に僕は宗教家でもなんでもないからね。笑)
この妄想喫茶は光りの塊だと思う。やり続けることで毎回出会える、本当に素晴らしいゲストの皆さん。僕らにとってのインスピレーションの源泉でもあり、何よりも井崎さんとあーだこーだと言ってじゃれ合う、最高の遊びだ。僕らにとっての明日は9月3日だ。ついに18回目となるみたいだ。もうすでに新しい企画を練っている。もしかするとこの「発想」が、妄想喫茶プロジェクトを次のレイアーに持っていってしまうのではないか?とそう思う。やり続けること、そしてやりきることが、僕らの可能性を無限にしてくれるはずだ。
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