世界を飛び回る小さな２歳

月日の過ぎ去るスピードは早い。ついこの間生まれてきたばかりの娘が２歳になった。僕らは常に一緒にいるということを心がけている。だから彼女も６０カ国に近い国々を飛び歩いている。ありとあらゆるエンターテイメントや食の最前線に触れさせている。もちろんときには小さな彼女にとってはリズムも合わず大変だが、僕らがみているそのシーンそのままの記憶を共有したい。

子どもの記憶は素晴らしい。ちょっとしたひとつの記憶でもしっかり覚えている。僕は記憶力が偏っている人間なので、彼女が思い出すひとつひとつがそのときの自分の感情や感覚などを取り戻してくれる。多くのことは成長過程において忘れてしまうが、きっと体のどこかには残るはずだ。なんて思っていたが、実は忘却するのは大人の方で、子供は物事のコンテキスト全く関係なく、自身の記憶に残ったものをしっかり覚えていてくれて、それを僕らに教えてくれる。

彼女のことを生まれたときから知っている日本を含めた世界中の友人からお祝いのメッセージが届く。そんなメッセージをひとつづつ読みながら、僕らファミリーも彼女がこの世にやってきてくれたことを感謝する。誕生日会を今年はWAGYUMAFIAでファミリーのような友人たちと行って、そしてシンガポールへと飛ぶ。相変わらず忙しく飛び回る２歳児だが、このシンガポールでも多くの方々との交流を楽しんでくれることに違いない。彼女の新しい一年もまた多くの思い出を共創できればと思う。

２歳の誕生日おめでとう！