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おにぎりプロジェクト第22弾:遠い国で迎えるべき明日の朝について炊き出しを通して考える

昨日は昨年11月の阿蘇以来の久しぶりのおにぎりプロジェクトだった。毎月一度必ず続けてきたおにぎりプロジェクトだが、10月からのインバウンドノーVISAを受けて僕と成澤さんの時間を調整することがとても難しくなった。時代が変わり、毎月実行することは出来なくなっても、それでも「定期的に開催していこう」というお互いの意思があり、今回のトルコ・シリア大震災を受けておにぎりの炊き出しをすると決めた。久しぶりに朝からの炊き出しだ、朝赤坂までの道を歩いているといつもの日本の朝がそこに現れる。6日の地震を受けてその数日後に開催を決定して各々の時間を調整したこともあって、告知も2日前ではあったが多くの皆さんにチャリティー朝食会に足を運んでいただけて本当に嬉しかった。

冒頭成澤さんが「金額の大小ではなく想いを届けることが重要」とのメッセージを伝えてくれた。現地から遠く離れた国からエールがみんなの声があがるということをしっかり伝えていくことがとても重要だと思っている。今日この日の炊き出しで僕らが手が届く範囲ではあるが、多くの方々と一緒に被災された現地に想いを寄せて一緒に考えてみる。今朝の心象風景のような日本の朝。世界には色々な朝の姿ある、いずれも新しい一日の幕開けの朝だ。それが多くの方々が新しい朝を愛でることも出来なくなってしまったのは本当に心が痛む。

告知後、現地から多くの声を頂いた。こうして声が瞬時に伝わる時代だ。ぜひ皆さんも日本から現地に向けてのエールを送っていただき、想いの共有をしていただけたら嬉しい。おにぎりも一人で作って食べるよりも、みんなで握り合って食べあう方が美味しい。言葉もそういうものだと思う、想いを込めて包み合うことで生まれる優しさがある。そういうことを改めて僕なりにも考えさせられた時間となった。ご参加頂いた皆さん、ご賛同頂いた皆さんに心より御礼申し上げるのと同時に、現地で亡くなった方へのご冥福を改めてお祈りしたい。

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