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ビンテージの体をメンテナンスしていくために取り組むべきこと

日本にいる時間で大抵食べすぎ飲みすぎで太りがちなのだが、今回撮影も控えているということもあり、仕事の合間にジムとストレッチで体のメンテナンスをしている。理論的には痩せるのは簡単であるが、日本が美味しすぎるのでそれはかなり難しい。そんなことをずっと言っているとダサいだけなので、珍しく夏の体に作り込みをしていくことにした。宣言したわけでもないのだが、帰国してから週に2ベースでジムでワークアウトしている。腰がヘルニアということが分かったので、ウェイトではなく自重でのスクワットが中心となる。本来ならここに有酸素も入れて頭をスカッとさせたいのだが、腰自体に負担をかけないように有酸素なしでのトレーニグとなる。もう少し整ってきたら、有酸素を徐々に入れていく予定だ。

ピーク時をみてみると、84キロという今では有りえない体重を記録している。このときの写真をみると、パンダである。表に出る仕事をしていて、しかも肉を扱っていて、デブだったら単なるデブマフィアである。この業界にいる僕ら世代はみんな結構ふくよかにデブになっていくので、その輪で飯食いしているとまーみんなそうだし、という気になるのだがそれはダメである。40代後半のダイエット方法の基本は筋肉量を増やし、体脂肪を落としていくという基本的な方法だ。僕の場合は食事は自由に食べているので、それでも絞れるというのと、見た目が変わるというのが条件である。体重のみを気にしているわけではないが、あのときのパンダ体重から比べると7キロ減、筋肉量も着実に増えてきた。意外に大切なのは良質な睡眠だ。僕は朝一しか時間が取れないので、ジムの時間は朝一番と決まっている。前日の仕事が遅いと睡眠量が削られるので痛し痒しなところはあるのだが、このモードのときは筋肉を優先させることにしている。

ツアー前にはもう一弾ぐらい絞って、体の状態を良くしてから臨みたいと思っている。確実に眠いし、辛いのだが、腰が悲鳴をあびて行動力がゼロになったらそれこそ終わりである。ジャンク品の中古になるよりも、メンテナンスを続けて光り輝くビンテージの体を維持するためには、色々と戦略的に攻めていかないといけない。メディカルチェックに基づくボディメンテナンスの向き合い方は、自分なりにも色々と勉強してメソッドができつつある。あとは無理せずに淡々と続けていくことだ。継続こそ、力なり。


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