[拡散希望]ハゲ弄りは許される謎社会

LGBTや女性の権利が叫ばれる昨今、ホモや女を小馬鹿にしたネタをテレビで流しでもしたら大変だ。SNSですぐに拡散されて、徹底的に批判される。製作者は悪の権化の如く叩かれ、総括を要求される光景は最早様式美の域に達してると思う。
ちょっと悪意のある表現で書いたが、弱者への良識が高められるのはいいことだ、なんせ僕は平等主義者だから。ただ、一部弱者がフューチャーされる中で見過ごされてる、声なき弱者がいるのはいただけない。そう、ハゲのことなんだが。

お笑い芸人にとってハゲネタは鉄板だ。明石家さんまや松本人志が、中年芸人相手にやっているのをテレビでたまに見かける。逆にハゲをトレードマークにして人気者になる人だっている、トレンディエンジェルの斎藤とか。
確かに、おっさん弄るくらいなら僕もとやかく言わない。彼らは大人だから、笑って受け流してくれるだろう。

でも、ハゲっておっさんに固有な特徴だろうか?

昔、小児ガンの子供のドキュメンタリーを見た。国民の3人に1人がガンになる、ガン大国日本で知らない方はいないと思うが、抗がん剤を投与すると、副作用で髪が抜ける。

ドキュメンタリーに登場する少女少年達は夏なのにぶ厚いニット帽を被っていた。

以来、ハゲいじりをする馬鹿どもを見るたびに、すごい嫌な感情が湧く。

ハゲネタを、ドキュメンタリーの子供達がどう思ってるかは知らない、意外と、ケラケラ笑ってるのかもしれない。だから、あの子達の気持ちを代弁する、なんてインチキ左翼みたいな傲慢なことは言わない。僕の不満点はもうちょっと別のところにある。

大の大人が、こんなことも考慮しないのってどーなのよ?

それに加えて、よく分からない話題で湧くように出てくる正義の味方気取りどもも、基本的にノータッチ。

良識のカケラもない日本社会に怒ってるんだ、俺は!

この記事はものすごくバズってほしい。目につきにくい弱者に鈍感なひとってすごく多いからだ。僕の意見に不満があるなら、コメント欄で反論どうぞ。共感された方も是非。ハゲに限らず、見過ごされがちな弱者を考えてくれるようになったら幸いです。



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