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お前が作るんだよ…タイミングを【名言マガジン】


劇団WAGNAS副長アキラです。
さっそく名言紹介やっていきます!

今回は映画「運命じゃない人」のワンシーンからの紹介です!

映画についてはここでは多くを語りませんが、さまざまな伏線が回収されていって「あっ!こういうことだったんだ…」とびっくりするようなとても面白い映画です。

名言が登場するのは映画の序盤。
恋人が急にどこかへ去ってしまったお人好しでちょっととぼけた感じのサラリーマン宮田 武(写真手前の後ろ姿の人)とその親友で私立探偵の神田 勇介(写真中央の黒い服の人)がレストランで食事をしながら会話をしているシーンで名言は出てきます。

去ってしまった恋人の事を未だに忘れられないでいる宮田に神田は励ましながら
「この前の3人で飲んだ時にいた女の子には電話したか?」
と尋ねると宮田は「電話してないよ」と返答。

なぜ電話をしないのかとさらに神田が尋ねると宮田は電話番号を聞いていないからと返答。

さらに「なぜ電話番号を聞かないんだよ?気に入っていたじゃないか」と神田。
すると宮田は「いや、なんかタイミングがなくてさ」
その言葉を聞いて呆れた顔で神田はこう言うのです。
「タイミングなんてないよ…」そして次の名言へと繋がります。

お前が作るんだよ…タイミングを

神田勇介

これは電話番号を聞く以外にも言えることなのではないか?と自分は妙に納得してしまいました。

確かにタイミングが悪いとうまくはいかない事はあるかもしれません。しかし『タイミングを伺う』という事を言い訳にしてそのまま動かないとそこからなにも始まらないんだよな…と感じました。
そして自分で勝手に「今がタイミングだ!」と思い込んで行動する事も大切なんだなとしみじみ感じました。

そして神田は「電話番号なめんなよ」と言いその後に宮田にさらにこの名言を浴びせるのです。

あの11桁の数字を『知っている』のか『知っていない』かだけが『赤の他人』と『そうじゃない人』を分けてるのだからな!
お前は「タイミングがない」という理由だけで全ての可能性を捨てちゃったんだからな!

神田勇介

自分もどちらかといえば宮田に近い人間なのでこのシーンを観ていて何か自分に言われているような気がしてドキッとしてしまいました。

そして深いですよね、別にこれは異性の出会い以外の様々なことにも言えることだよな…とまた納得。
ただ何かを待っているだけではなかなか物事は起こらない。一歩踏み出す勇気の大切さは生きてく上で本当に大切なのだなと!

学生時代のあいつにも言って聞かせたい名言ですね。
あくまで想像ですが、あいつは学生時代をやり直したい的な後悔を持つことは意外となかったり、あいつ自身は最良のハッピーエンドだったのだと思っているかもしれません。
もしそう思っていたのならそのこと自体に否定はしませんが、一歩踏み出していた先の未来もきっと今とは違って輝いていたのではないか?とは思います。

そして自分も。
十数年前のあの夏の西荻窪で電話番号を聞いていれば…

話がかなり脱線してしまったので元に戻します。
神田はこの名言の後に宮田を軽く説教しながらナンパをしようという流れになり、後ろの女性へ声を掛けます。
そしてここから「運命じゃない人」の物語が始まっていくのです…

この映画は中盤以降に急にギアが何段階も上がってとても面白い展開になっていくので興味がある方は観てください!


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