『馬の嘶き』 〜フランス映画(MyFrenchFilmFestival)長編19番勝負 16/19〜

ようわからん( ˘•_•˘ ).。oஇ
気性の荒さゆえ障害飛び越え騎手から馬の調教師に鞍替えを余儀なくされたグラシューズと気難しいが腕は確かなベテラン調教師フランツ・マンの魂の共鳴を描く、のだけど、打算的な大人社会に馴染めずたびたび癇癪を起こすグラシューズの人物造形は少々平板、逆にフランツの言動は複雑怪奇すぎてついていけない(名優ブルーノ・ガンツが演じているため、一応の説得力はあるものの)、従って、それぞれに別方向で理解不能な二人が唐突かつ瞬間的に通じ合うラストが訪れたところで、こちらとしては戸惑うばかりでいらいらする。
おまけに、音楽もなんかピンボケでだっさいなあ、インアウトのタイミングもぎこちないし、えっ!John Cale?これがあのジョン・ケールだとお!?もっとも、Velvet Underground時代しか知らずソロ作はろくに聴いてないヤクザなファンですが·····それでもショックだよ!いいところと言えば、世界で最も美しい生き物(独断と偏見)であるお馬さんのヌード(だいたいヌードですが)をとっくり眺められる点ぐらいかなあ·····負傷して左目に眼帯をつけたグラシューズの姿を見るに、ひょっとしてギリシア神話あたりに作劇の典拠があるのかしら?なんて思わなくもないけど、それにしてもなあ·····

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