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ことこと、ことでん旅。

お久しぶりです。湯川です。日本人で初めてノーベル物理学賞をもらった湯川秀樹と何かしらの関係があるとかないとかすったもんだの湯川です。

わがことnoteの再開2発目は、その湯川が担当します。

さて、今回は香川県にある私鉄「高松琴平電気鉄道(愛称:ことでん)」について書きたいと思います。

ことでんとは?                              香川県内に3路線(琴平線・長尾線・志度線)を持つ鉄道会社(JRではない)。マスコットキャラクターは「ことちゃん」。ことちゃんのTwitterフォロワー数は約7万人。ちなみに、湯川のフォロワー数は150人。

最近、ことでんでひとりで遊ぶことが増えて(さみしいやつ)、でもとても充実した時間を過ごせているので、それをみなさんにぜひお伝えしたいと思います。

遊び方①:ただただ、乗る。

乗り物って、たいてい「移動手段」なのですが、僕はことでんをそのように見ていなくてですね。ことでん=エンタメ、としてみています。

運転しなくても、黙っていても、勝手に動いてくれて、景色を変えてくれる乗り物です。ことでんなら、乗りながらビールも飲めます。

最近は、ことでん志度線に乗って、ただ高松築港駅〜琴電志度駅(終点)を往復するだけのプレイをしてきました。

ただ、さすがにまちを歩いてみようって思って、散歩をして海辺でビールを飲んでいたら、地元のイケイケのレディーに挨拶されました。

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おそらく生後6年ぐらいのレディーでしょうか。

そういう出会いも、こういう小さな旅の醍醐味ですよね。

遊び方②:ただただ、寝る。

ことでんの車両は当たり前なのですが、「鉄」でできているのです。鉄道、だけに。ただ、最近はステンレス製やアルミ合金製の電車が増えてきているようです。

ことでんは、古くなった車両を中古で買って使用しているケースが多いらしく、まだまだ「鉄」の車両とのことです。

ちなみにですが、鉄道オタクの方々は、日々電車に触れていないと生きていけないらしく、その栄養素「鉄分」を取りに電車に乗っているらしいです。最近はステンレス製などが多くなっているので、彼らの栄養素が足りているのか不安ではあります。

少し余談が過ぎました。

鉄製である車両は、重いがゆえに「揺れる」のです。その揺れがまた気持ちよく、適度なうとうと感を提供してくれます。最高です。

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↑こういう景色を見ながら寝落ちとかこれ以上何を求めるって感じですよね。僕はお金がほしいです。

遊び方③:ただただ、待つ。

乗り換えのときなど、発車まで待つのはなんとも素敵な時間と思いませんか?

スマホをいじっても全然良いと思うのですが、あの隙間時間がいろいろ考えを深めてくれたり、周りの人間模様を見て楽しかったり、とても余白がある時間だと最近思い始めています。

少し逸れますが、「待っている時間」って良いですよね。

誰かとの待ち合わせの時間、美味しいものを注文して待っている時間などなど。

最近はオンライン会議とかオンライン飲み会とか、開始時刻の15秒前集合とかが可能になって「待つ」ことがあまりなくなってきたと感じています。

それでも、誰かを待っている時間って素敵ですよね。

ちなみに、湯川は大学生のとき体育会硬式テニス部に所属していたので、「遅刻」に対して厳しい罰(練習後のグラウンド5周とか)が与えられていました。その運用を厳密にするために「集合まで10秒前〜〜〜〜」みたいにコールをする「時計係」という役職までありました。

あのときの恐怖感と言いますか、絶対に遅刻をしてはならないという感覚がいまでも生々しくありまして、待ち合わせは早めに着くようになっています。(とはいえ、割と遅刻もします。)

まとめ

さて、ことでんの素晴らしさ、地方のローカル鉄道の素晴らしさをただただ説明してきたのですが、ことでんよりも好きな乗り物があります。

年間を通して結構な頻度で利用している「ジャンボフェリー」です。

ジャンボフェリーとは?                          高松ー小豆島ー神戸を結ぶフェリー。高松ー神戸間はだいたい5時間。愛称はニャンコフェリー。

春秋のジャンボフェリーはどこかの舞浜のエンタメ施設よりも満足度高いと勝手に思っているのですが、次回は、覚えていたらジャンボフェリーについて書きたいと思います。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。


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