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コロナ禍での親子交流(面会交流)、それは自宅交流。

ついに関東一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)に緊急事態宣言が出されました。不要不急の外出は自粛。それは当然です。しかし、月に1、2回数時間会えるかどうかの面会交流(親子交流)。子どもの年齢も幼くパパとの親子関係も薄いまま。子どもへの愛情を伝えるのは必須。子どもも会いたいと言っている。では、どうするか?

コロナ禍での安全な親子交流(面会交流)とは何か?

コロナ禍でどうすれば安全に親子交流ができるか。答えは自ずと見えてくる。それは自宅での親子交流だ。感染リスクが低い安心・安全な状況。しかし妻が応えてくれるだろうか。子どもの状況がわからないのでなんとも言えないが、ダメなときは自粛しよう。まずは提案してみました。

そうして、妻から帰ってきた答えは、「承知しました」。ん、ん?ん!おおっ、ありがとう。もちろん、対策は十分にすると伝えて親子交流が叶いました。

自宅交流開始

公共交通機関は使わずに子どもを迎えに行く。そして一緒に自宅へ。前回のお泊まり交流を子どもは覚えている様子。車を降りる際、なぜかお面で顔を隠す子ども。その下には笑顔がwww

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ここからは自宅交流の素晴らしさ自宅でしかできない事をお伝えしたいと思います。

いつものお昼で腹ごしらえ

一緒に「ただいま」をして、お家に。さてまずはお昼から。いつもの味でパパを思い出して~。

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いつもと変わらない?いいえ違います。何が違うかって?出来たてを食べてくれる事が一番のメリット。普段のサンドイッチはやはり時間が経ってしますもの。今回はちゃちゃっと具を混ぜて、挟んで、盛り付けて出す事が出来る。出来たてが一番でしょ?やっぱり。

パパの部屋でお勉強

さて、お腹もいっぱいになった所で、パパの部屋に。外での交流では持って行けるもの、交流出来る場所(範囲)、交流出来る事(内容)が限られてしまいます。もちろん、外ならではの交流も多いでしょう。しかし机に座って伝えたい事を伝えるのは無理だと思います。(子どもが図書館で勉強するから教えてなんて言いませんよね。自分なら言いません( ^-^))自宅ならお勉強も可能です。これぞ共同養育。パパの教え方、ママの教え方、それぞれ学んで自分のものにしてね。

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最近、子どもがハマっているえんとつの町プペルも持ってきて「これ読んで~」。そしてゆっくり読み聞かせ。繰り返す事で育まれるものもあります。見て・聞いて・触れて、いろいろ感じてね。

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こういう養育(教育)って家の中でゆっくりするものですよね。

子どもの成長も記憶と記録でものとして残せる

自分が子どもの頃、知らずにやっていた背比べ(丈比べ)。お家の写真と共に残しておこう。

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将来、子どもと一緒に見れればいいかな~と思ってます。「そういえばこんなお家で一緒に過ごしたねー」とかね。こういった様にゆっくり記録としても残せます。もちろん親が子の成長を振り返るためのものでもありますが、子どもが大きくなった時に、自分の過去を振り返る記録、自分が愛されてた証として、とても大切なものではないでしょうか。少なくとも自分は、記憶にない幼少期の写真を見て、自身を知る事、大切に思われていた事を感じます。こういった事、非常に大事ですよね。

他にも一緒にテレビをみたり、今はYouTubeを見たりも。もちろん、子どもの遊びヒーローごっこやクローゼットでかくれんぼなどでも大盛り上がり。遊びも全力。

キッチンに立つパパを見るもの養育

最後は早めのお夕飯。キッチンでパパが料理をしている姿を子どもが見ている。「パパ何してるの?」「お夕飯の用意だよ」「うん」と遊びながらちらちら見ている子ども。パパの姿を見るのも養育ですね。子どもは親の背中を見て育つ。なんてね。では、温かいシチューを召し上がれ。

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終わりに

お夕飯を食べて、子どもはママの元へ。

コロナ禍でも自宅であれば、安全な交流は可能です。しかも普段の別居する親の様子を子どもが見る、感じる事は多くの事を学ぶ機会だと思います。

最近、面会交流を危険視するあまり、子どもと離れて暮らす親のほとんどを差別的し勝手に危険な存在というレッテルを貼る方がいます。確かにそういう人もいるとは思います。しかし、そのような人間はごく一部。ほとんどの子どもと離れて暮らす親は問題ありません。

面会交流は決して危険なものではありません

勝手に危険だと決めつけるからお互いに葛藤が高くなり、夫婦関係どころか親子関係にまでその悪影響が出てしまう。ごく一部の問題を取り上げ、面会交流全てが怖いもの、危険なものとしないで頂きたいです。ほとんどの面会交流は問題なく行われています

そんなに不安なら、交流中の子どもの様子を動画で送って見てもらいたいものです。子どもの楽しそうな笑顔はしゃぎようを見れば、いかに月1回2時間が短すぎるか、親子の交流がいかに子どもにとってプラスであるかがわかると思います。

もし、お相手が怖いなどと言うのであれば、交流中の動画をお見せするのも良いかもしれません。

私は知人・友人等に、「それでいいの?不倫したのは奥さんでしょ?」と近所の人にまでよく言われます。確かに子どもを取り返したい気持ちはあります。しかし、一方的に取り返すのは相手がやった事と同じ事を繰り返すだけ。それだけは出来ません。もちろん子どもに危険がある場合は別ですけどね。

今、妻も子どもの事に関しては、大分理解をしてくれている様です。夫婦の問題と親子の問題は基本別問題。なるべく子どもには負担をかけないように、していきたいと思います。

「いま私にできること」それは面会交流(親子交流の)の実情と安全性、必要性を伝える事だと思います。

私の例が面会交流は安全なものであるとの参考や、具体的例としてお使い頂ければ幸いです。読んで頂き、ありがとうございました。


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