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理不尽

 今回は創作話です。本当に創作です。誰も傷つけようとは思ってないです。苦情は受け付けません。宜しくお願いします。


 A大学は難関大学と言われ、毎年何千人の生徒が入学する。日本でも屈指の人気大学だ。大人のような容姿端麗な生徒、静かな生徒、カップル同士の生徒たちが今日もいつもと変りない日常が広がっている。

 広場では楽しそうに無邪気に生徒たちが遊んでいる。授業に行く人帰る人でキャンパス内は青春の甘い賑わいを見せている。

「今日授業終わったら、どっか行く?」
「じゃぁカラオケでも行こうよ。」そのような微笑ましい当たり前にある会話が聞こえてくる。上空には飛行船が雲と同じスピードで飛んでいた。

 するといきなり光った。晴天なのに青い光がくっきり見えた。全生徒が驚きで立ち止まっていると、轟音が鳴り響いた。

 鼓膜が突き抜けた。

 校舎が吹っ飛んだ。

 爆弾が落とされた。学力があるだけで何もできない生徒たちは逃げるが、どこに逃げるのか分からないと口口に言っている。泣き出す生徒も出てきた。男子生徒が「どういうことだよ。」と青黒の空に叫んだ瞬間、

 芝生に爆弾が落ち穴が開き、近くの生徒は吹っ飛んだ。赤い肉体がボールのように弾んでいた。

 すると、外から制服を着た大軍が現れた。銃を持っている。大軍に気づかない若い大学生カップルは涙ながらに良かったと言って、ハグをしキスをした。
 「絶対に香織は守るからな。」
 「うん、大好き。」

 カップルは銃殺された。
 女性に好かれないトーマスは青春を一撃で奪われた横たわる2人をみて、あくびをした。
 2人を見てトーマスは言った。
 「撃ち方が良くなかった。よくないな。」

 この大軍は大学生を全員殺しに来ただけだった。銃殺された様子をみた生徒たちは全速力で逃げる。だけど撃たれて殺される。穴に落ちて死ぬ。パニックになって自殺する。大軍は笑っていた。校舎のほうにいた生徒たちは残骸になっていた。

 大佐が言う「一人残らず消せ。それが国からの命令だ。」
 「大丈夫です。この国の人間は学歴だけで頭が良くなく、機転が利きません。まもなく絶滅すると思います。」
 「そうか、引き続き業務に当たってくれ。」

 大軍は生徒を見かけ次第銃殺した。残った最後のカップルはギリギリまで大軍が追い詰め、ジワジワ恐怖を与えた。100人の軍人が威風堂々と余裕を持ち詰め寄る。先頭の軍人が銃を構えた。

 女性が「やめてください、こんなことして何になるんですか。こんなこと許されなぅぅわ。」

 倒れた。至近距離で頭を貫いた。男性は銃でなく、暴力で駆逐した。

 大軍は笑った。

 「先輩なんでここの学生たちを処理しに来たんですか。」

 「分からん。上の指示で政府のいうことはよくわからないぜ。」

 大軍たちはあまりにも理由がなくて笑った。

 

色々な記事を書きたいです。