地元は滅びても構わない

 私がまだ人間の心があった頃、2018年1月10日。私の町の成人式があった日だ。一人で会場に行って、一人でさっさと帰るほど、私は成人式に興味がない。だがら、集合写真には私は一切写ろうとしなかった。地元愛はゼロに等しかった。

 しかし、成人式後の中学の同窓会には出席した。流石に同級生がどのような人間になっているかには興味があった。実際に行くと、私の想像以上に皆大人びており、幼さは消えていた。その代わり色気が強く感じられた。男性はどうだっていいが、女性の麗しさ、華やかさ、エロさ等、当時は感じなかった空気が私の体の内部に染み込んでいった。久しぶりに話す同級生との会話も心から楽しめた。酒も入っていたこともあり、純粋な楽しいという感情になった。私はまた、開催したいと思った。



 今回の話はここから始まる。あの日から一年後、同窓会をもう一度開きたいと思った私は何人かに相談した。去年の幹事、比較的信頼している人、高学歴の人に聞いた。皆、「いいと思うよ、やろうよ。」と言ってくれた。

 私は自信がついた。勇気をもらった。否定されるかと思ったが、一緒に3年間生活した仲間は私の背中を押し、期待してくれた。私は同級生の為に、絶対に同窓会を成功させようと決意した。個人的に人のために頑張ろうと思ったことは今回が初めてであった。

 かけがえのない仲間のおかげで、私の体内からエネルギーが燃え上がった。

 私は早速、去年の同窓会のライングループに「お久しぶりです。また同窓会しましょう。3月くらいにやりたいと思ってます。」と送った。心躍っている私は皆の反応が楽しみで仕方なかった。

 時間が経つに連れ、既読の数字が増えていくだけであった。まず、私は恥ずかしくなった。滑っているような気分で絶望した。結局40人くらいいて、6人くらいしか反応がなかった。悲しかった。

 既読スルーした人間の中には、薬学部の人、塾でバイトしている人、看護師になりたい人。人を無視しているやつがこれから命を救おうとしている。人を無視する奴が教育を行う。みんな性格悪い殺し屋のくせして、奉仕して、人のために頑張るなど言わないでいただきたい。皆は無視のせいで人を一人、殺してしまった。その事実を胸に刻んでいただきたい。生きたまま許してはいけない。

 6人で同窓会でやることにしたが、女性があんまりいないから行かないとか、仕事などと言って、言いたい放題言われてしまいやる気を失い、同窓会開催は自然消滅になった。ひっそり中学校のライングループも退会した。

 私は確信した。地元の人間は全員極悪人であることを。レベルで言うと無差別殺人の犯人と同等かそれ以上である。既読スルーしている人間がいい顔をして教師になっているのが許せない。公務員も許してはいけない。堂々と結婚している人間も強く国民から非難されるべきである。

 無視する人間は、教育に携わってはいけない。中には中学の生徒会長もいた。この女性は頭がいいのに塾には行っていないと言っていたが、実は勉強クラブという隠れ家的な塾に通っていたのが、何人かに目撃されたいる。無視と嘘つきの二刀流だ。大谷翔平は人格者なのに、この女性は死刑囚だ。簡単に生かしてはいけない。
 
 私みたいな先陣を切って頑張ろうとしている人を無視するから、卑屈な人間が生まれ戦争が起きてしまうのだ。今後、世界中で戦争を起こさないためにも既読スルーする極悪人全員を、この世から排除すべきだ。

 私はこの件のおかげで地元の人と関わるのをやめた。もし、私が偉い人になったら権力を振りかざし、無視した人全員裁く。


 

 

色々な記事を書きたいです。