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数年振りにマネーフォワードMEの有料版を契約しました

随分前に月500円の有料サービスを使っていました。画面が見にくかったのと、スプレッドシートで日々の使ったお金をメモするぐらいで十分と感じていたので解約しました(IDは残っているので無料版へ移行)。

しかし、当時と比べて今資産形成は非常にシンプルに絞り、また日々の出金をざっくり分類したかったので、久しぶりに有料版を契約しました。

マネーフォワードとは

各種金融機関と連携することで、資産、残高、クレカの請求状況などの情報を集めてきて、一括表示、計算できるwebサービスです。

金融機関側がAPI連携している必要がありますが、ざっと見た感じ一般的な金融機関は網羅しているのではないでしょうか。

マネーフォワードにログインして、各金融機関を登録していきます。この時金融機関へログインするためのIDとパスワードを入力して、ログインが成功すればマネフォへ登録できます。

金融機関のパスワードはマネフォのシステムでは暗号化されていると思うので、例えマネフォの社員やITシステムの人であっても取ることはできないと思います(もちろんマネフォを信用してるから使っているのですが、純粋に技術的な話をここではしています)。

そして数年前「この仕様なら大丈夫」と安心したのが、マネフォに登録されるのは金融機関のログインIDとパスワードだけで、振込や出金する時のパスワードは不要です。

つまり、最悪の最悪、マネフォの社員がボクが使っている金融機関のIDとパスワードを取ることができたとしても、残高を見ることができるだけで、お金を移動したり、出金することはできません。

今や日本最大のお金管理サービスですし、一度も不祥事を起こしていないので、杞憂と言えば杞憂ですが、最悪の事態を想定しても実被害が及ばない仕組みである点は安心できます。

PCからのWebアクセスは分かりやすい、モバイルは相変わらず分かりにくい

有料契約を止め、無料版ユーザーになったところから使っていませんでした。今回数年ぶりにログインしましたが、PCのブラウザで見る画面は「こんなに分かりやすかったっけ?」というほど見やすい画面でした。

これなら・・・とモバイルアプリをインストールしてログインしましたが、こちらは相変わらずUIやまとめ方が分かりにくく、多分ボクは使わないと思います。

まずは金融機関を登録

懐かしい作業です。数年前に比べて利用している金融機関も絞ったので、分かりやすくなってきました。

ボクはメインが楽天銀行、サブがSBIです。みずほは国民共済の引き落としで使っているだけです(共済はネット銀行全滅)。

資産形成のメインがトラリピことマネースクエアで、今はここ1本にしています。インデックス投資も個別株も止めました。

マネフォではFXとなっているのがトラリピです。設定や運用方法は業界ではカリスマ的な鈴さんの「自分年金の作り方」をそのまま真似しています。最終的に月20万円の不労所得を得ることをゴールとしていますが、ボクもそこを目指しています。妻と自分の年金プラス、トラリピの不労所得が完成すれば、FIREできるなと目指しています。

そのトラリピですが、先ほど書いたように鈴さんのハーフ&ハーフ戦略をそのまま利用させていただいています。設定している通貨ペア、その含み損益まで表示されるのですね。すごい。

自分年金作りでは1セット7通貨ペアを8セット設定することで完成ですが、順調に行けばあと5-6年で到達できる計算です。そこまで来れば「食べるためだけに仕事をする」状態からは脱却できるので、随分と気が楽になると思います。

ちなみに「年金」というカテゴリーでiDeCo口座も登録できます。ボクは楽天証券(JIST)で楽天VTIを全買いしていたのですが、その掛け金もトラリピに回したいと思い始めたので、月額の掛け金をゼロにする変更申し込みを済ませたところです。

こういう遷移図が出ると、やる気になりますね。資産形成は数年~数十年とかかるものなので、途中で心が折れそうになった時グラフを見て、再度気を引き締めるきっかけになります。

面白いのはモバイルSUICAも連携できるんですよね。SUICAで使った金額とか残高もちゃんと表示されます。これは便利。

あとポイントも登録しておくと残高が表示されます。ボクはTポイントと楽天ポイントしか使っていないので、この2つだけです。ハートワンは家賃を払うのに強制契約させられたクレカのポイントです。家賃+電気代がこのクレカから落ちるので1年で結構ポイントがたまり、毎年夏にビールを2ケースもらっていました。でも今糖質制限生活をしているのでビールは飲まず、ポイント交換したいモノがないんですよね・・・。

BSも見やすいですね。負債が少ないのが見ていて気持ちいいです。

その負債構成ですが、次に来るクレカの請求額だけでした。

そしてマネフォを毎日使うことになる日々の入出金管理画面。家計簿ですね。

これが以前はずいぶんと分かりにくく、実質使っていませんでした。自分でフォーマットを作ったスプレッドシートの方が分かりやすくて速かったのでマネフォを止めたのですが、今のUIはとても分かりやすいです。

どんな内容のものがどこから出金されたのかが分かりやすく、以前はほとんどの項目が「未分類」となっていて「結局手入力じゃん!」と思っていたのが、今は結構自動で分類されています。

ただ、ボクは費目は細分化するつもりはないので、「趣味」「生活用品」「食費」「ガジェット」「通信費」とか、こういうざっくりな固定費・変動費に分類しなおしてます。ま、結局手入力になるんですけどね・・・。

でも以前は手入力、修整が面倒だった覚えがありますが、今は見やすくて入力もしやすくなっています。これなら続けられそうな気がします。

そう思ってアプリも見てみたのですが、こちらは以前と同じで非常に見ずらい画面だし、整理されておらず、また入力もしにくいままでした。繰り返しですが、アプリは確認に使う程度で、基本はPCのブラウザで管理すると思います。

まとめ

以前あった使いにくい点はずいぶんと改善されている印象です。
・PCブラウザのUIはとても分かりやすい。
・同期が速い。
・同期エラーの頻発は改善してそう?(これは使い続けてみないと分かりません)
・生成されるグラフが分かりやすい(以前は「そんなグラフ作られても意味ある?」というものが多かった)。
・「家計簿」の画面が非常に使いやすく、また見やすくなってる。
・同じ銀行の複数口座もちゃんと認識されてる(みずほの~~支店、~~支店とか、SBIの振替用口座とかもすべて認識されてる)。
・トラリピの含み損益、設定通貨まで取得できるのはすごい。
・モバイルSUICAとの連携はとても便利。
・相変わらずモバイルアプリは使いにくい。
以上のメリットを考えると、月額500円はボクにとっては十分契約する価値があると感じました。

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