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【TRPG】cyberpunk 2.0.2.0.プレイ日記 その⓪
初めましての方は初めまして。
わふわふボーイです。
普段はテレビゲームの考察記事を書いていますが、たまには他のことも書いてみようかと思います。
※この記事では、TRPGにそこまで熟達していない人間が雰囲気を楽しんで遊んでいます。
ー 背徳の未来へようこそ
筆者が「cyberpunk 2.0.2.0.」のルールブックを手に入れたのは10年ほど前になる。
当時、友達に誘われて「クトゥルフ神話TRPG」をプレイし、初めてのTRPGにとても興奮していた。
2、3度セッションを遊んだのち「自分も何かTRPGが欲しい」と思い立ち、Yahooオークションで2000円で出品されていた本品を手に入れた。
世界観を深めるための各種アクセサリは既に絶版で、オークションでは数万円を越すプレミア価格になっていたので手が出せなかった。
なので、サイバーパンクはルールブックしか持ってない”ヒヨッコ”である。
手に取った瞬間の興奮は覚えている。
あのブレードランナーやトータルリコールといった陰鬱な近未来が凝縮されたような最高の一本だった。
プレイヤーは、架空の世界史を辿った近未来のアメリカ西部の大都市”ナイトシティ”を舞台に、夢を追う”サイバーパンク(身体中にインプラントを埋め込んだチンピラ)”として、様々なシナリオをプレイする。
近未来のアメリカは戦争や不況で国家が弱体化し、メガコーポと呼ばれる大企業によって運営されている。治安の悪化が著しく、統一市民法典によって正当防衛に対する解釈が広げられ、国民の90パーセント以上が外出時に銃を携帯している。
一方、科学技術は大きく発展しており、様々なサイバネティクス・インプラントが開発され、人間を超えるために自らの体を改造することが主流になっている。
「スタイルは実像をしのぐ」
「態度がすべてだ」
「いつでもエッジまで踏みこめ」
「ルールなんか破れ」
cyberpunk2.0.2.0.の世界観を端的に表す言葉である。
攻殻機動隊なんかの世界を想像してもらえれば分かりやすいだろう。
しかし、この直後ルールブックは長い間、陽の目を見ないことになる。
理由は以下だ
ルールブックにシナリオがついていない
ネットを探しても、オリジナルシナリオが見つからない
戦闘システムがややこしい
設定資料が分厚すぎて、興味のない初心者はルールブックを読むことすら苦痛
結局、友人達に必死で頼み込み、頑張ってキャラクターシート作成してもらい、自作のオリジナルストーリー(1ヶ月かけたが酷い出来)をプレイしたが2度と卓が立つことはなかった。
その後は他のボードゲームを遊ぶ傍ら、サイバーパンクのシナリオをせっせと作っていた。誰も遊ぶ人はいないのに。
いつしかシナリオ作りは誰かのためでなく、自分の中のサイバーパンクを育てるためだけに行うようになっていた…。
END
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と思っていたが!
先日遂にプレイヤー側として遊ぶことが出来た!!
シナリオ作りとレフリー(GMのこと)に挑戦するのはTRPGをほとんどプレイしたことがない知人だが、私の身に降りかかった悲劇を知ると、なんとこの大役を引き受けてくれたのだ。
という訳で、次回以降からプレイ記録を基に、下手な絵とかを添えながら思い出を記事にしたいと思う。
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