【メディカルフィットネス】「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」から
こんにちは、和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。
今日も蒸し暑い日々が続いていますね。
さて、今日は「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」について考えてみたいと思います。
厚生労働省からも様々な情報提供が為されていますが、令和元年以降法改正が成され、少しずつ実施に向けて国も動きを加速させているようです。
また、それに伴い、各自治体の担当者の皆様も対応を進めるべく日夜努力をされています。
人口の推計を見ると、
・人口減トレンド
・75歳以上人口の増加
は免れない状況と言えそうです。
高齢者の健康状態の特徴を見ると、
以下のような慢性疾患が併存した状態になりやすく
・高血圧、糖尿病、慢性腎臓病
・心疾患、脳血管疾患
・呼吸器疾患
・がん
・骨粗しょう症、変形性関節症
老年症候群として
・認知機能障害、うつ、せん妄
・視力、聴力低下
・めまい、バランス低下
・体重減少、サルコペニア
などが相互に影響し、触れると呼ばれる状態に陥りやすく、放っておけば要介護状態に・・・
加齢とともに体重は減少し、低栄養が増えるという調査結果もあります。
こうやって心身の機能を低下させ、健康を阻害する要因を並べてみると、単純な介護予防や健康指導だけではなかなか難しいことも分かります。
健診結果とご本人の状態を確認しながら、その方に合った取り組み方をきちんとご指導する機会を創ることが必要ではないかと思います。
そのためには、生活習慣病対策に関する知見と、加齢による心身の機能低下を予防するための知見の両面を持ち合わせることが欠かせません。
また、健診結果を活用するためには、健診結果をきちんと読み解くことが出来る、または健診を担当してくださった医師の先生方の所見を受けて、適切な指導を行うことが出来る。
そのようなノウハウを持っている事業者と人材が必要です。
その点から考えると、私たちのメディカルフィットネスで普段取り組んでいることはこれらの流れに近いものがあり、むしろより詳しく、より親密に行ってきたという自負もあります。
出来るだけご自宅で、元気な状態で生きることを目指すためにも、私たちメディカルフィットネスに関わる事業者が出来ることはたくさんあるのではないかと思っています。
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