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【WACK】ラスボスの倒し方【#あほあほ祭り企画】
こんばんは。
ワディです。
今日は溜まってるタスクを進めつつ、通勤の合間にこちらの企画へ参加。
あほあほ祭りだって。笑
なんて素敵なタイトル。
ホイホイっと釣られちゃうね。
先日ドゥギーさんが書いてくれたWACKスピンオフが笑えたので、
ワディもWACKを少し進めようかな。
【あらすじ】
チュンチュンちゃんが7匹の悪魔と闘かったり、風の国のフーゴ王子のやんちゃ以外は、割と穏やかな時間が流れるWACKの街、ノートガルド。
みんな楽観的なので、多少の騒動があっても、誰か何とかしてくれるだろうという思いがあり、実際に今までの問題も、誰かがなんとかしてきた。
とくに恩着せがましく思うこともなく、互いが自分の得意を持ち寄り問題を解決する、理想的な自治区。
町長のワディが白ちゃんの喫茶店でココナッツウォーターを飲んでいると、「強いと噂のワディさんに師事して強くなりたい」という若者がワディに弟子入りしてきた。
事実と異なる噂に困惑しながらも、ワディはいたずら心が芽生えてしまう、、、。
【~白ちゃんの喫茶店~】
「…というわけで、弟子入りさせてください!」
頭を下げる若者に、顔をあげるよう促すワディ。
「いやいや(笑)まだ名前も聞いてないよ」
「スガです!あっちでは偉い人やってました」
「そうなんだ。なんでWACKの世界に?」
「なんか全部めんどくなっちゃって、、、」
「あ〜、あるよねそういうこと。わかるわかる。」
「とにかくがむしゃらに強くなりたいんです!」
「う〜ん…。弟子入りどころか、ワディ実際はそんなに強くないからなぁ…。」
「お金は腐るほどあります!」
「師匠と呼びなさい。早速公園でレッスンだ!」
【~たまま公園~】
心地よく日光が降り注ぐ、のどかな公園。
ボール遊びをする子どもたちもいれば、クリエイターがキャンパスの前に座って、水彩画を描いてたり。
白ちゃんが大魔法のバリアでどうにかしてくれたおかげで、WACKの世界の日光はUVカットされ、女性も日焼けの心配が不要なのだ。
のどかなあたりを見渡して、オロオロするスガちゃん。
「こ、こんなところで大魔法とか使ったりして、危なくないんですか!?」
「アハハ、大丈夫。街中での戦いもあるからね。実際の戦闘では、大魔法なんてパーティ組んで敵の気を反らしたりでもしないと、なかなか使えないよ」
「そうなんですね…。何から始めましょう?」
「足元を見てみて。何がある?」
「…何も、ないっす。」
「本当に何もない?」
「…強いて言うなら地面と、砂と…」
「そう、砂ね。じゃあ拾って、いつもポケットに入れておきなさい。」
「ええ〜っ!?なんのために…。」
「いいかい。敵と戦うことになったら、まずは敵の目に砂をかけなさい。」
「マジっすか!そんな卑怯な…流石にダサいっすよ!」
「あのね、勝てば官軍なの。それに、戦うということは、これから互いに怪我をする可能性だってあるわけでしょう。まずは相手の出ばなを挫くこと。これが一番重要だよ。」
「えぇ〜…(戸惑い)」
「相手の自由を奪ったり、弱点を攻めたりは戦いの基本だよ。相手に弱点がないなら、自分で作る。嘘だと思うなら試してみよう。」
そういうとワディは、目にも止まらぬ速さで、スガに砂を浴びせた。
「うわっぷ!ちょちょ、ちょっと待って…」
一投だけでなく、すごい勢いで砂をかけまくるワディ。
「や、やめ…やめろ!!!(怒)」
流石に怒ったスガが目を拭って前を見ると、そこにワディはいなかった。
「…チェックメイト。」
後ろからの声におどろき、慌てて振り向くスガ。
ワディがMK5(マジでカンチョーする5秒前)のポーズで、不敵な笑みを浮かべている。
青ざめるスガ。打ち込まれる楔。
ーーーーーーーーーー
尻を押さえながら七転八倒するスガ。
鋭すぎる衝撃に声も出ず、脂汗をかいている。
ワディは公園に吹く心地よい風を体で受け止め、空に目をやりながら、
「砂場の我愛羅」と呼ばれていた過去を思い出していたーーー。
(需要があれば続く)
【あとがき】
朝の通勤中にざっくり書いて、今仕上げたばっかだけど、
なんだこれ笑(悦)
でも、多分この企画が求めているのって、こういうことだと思う
あほで~っす!!!(*゚▽゚)ノ厨二技選手権とかもやりたいね
そんじゃ、また
その100円が、ワディのゼンマイを回す