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カラフルパワー!

本日、3月10日にはとある国でお祭りがおこなわれています。
その名も「ホーリー祭」。9日から二日間かけて開催されるお祭りです。
開催地域はなんとインド全域。さらにネパール、インドネシア、タイなど、ヒンドゥー教のある地域ならすべて参加するとも言われる、非常に広大な地域で同時に行われる祭りなのです。

世界一過激な祭りともいわれるホーリー。色水や色粉をかけあい、全身がカラフルになってしまった人々の写真を、皆様も見たことがあるのではないでしょうか?

行われる日の決まりはインド歴第11月の満月の日。時節による豊作祈願の祭りに、インド神話の英雄ホリカをしのんで灰をあげる儀式、さらにはカシミール地方で行われていた悪魔を追い払う儀式など、さまざまなものが融合して生まれたと言われています。

「世界一過激」と言われるだけあって現場はまるでパニック状態のようで危険とまで言われるのですが、一度は行ってみたいですね。

さて、そんなインドにちなんで本日は、インドが由来の柄模様についての知識です。

皆様は「マドラスチェック」という用語をご存じでしょうか?広い色地に細い糸が走っている、格子窓のように緩急のあるチェック模様です。これはもともと、インドの農耕地帯で作られている織物の模様が由来だったのです。

マドラスという名づけの由来は、インドのイギリス植民地時代にさかのぼります。コルカタ・ムンバイに並んでチェンナイ地方を管区都市にしたイギリスは、地元のチェンナイという呼び方にかわって、「マドラス」という名前を地域に与えました。やがて1844年にシャツメーカーのデビッド・J・アンダーソンがマドラスの市場でチェック柄の生地を取引し、「マドラス布」としてイギリスで売ったのが始まりでした。

そして欧米各地でマドラスシャツが売られるようになって数十年、1930年代には大恐慌が起きた結果、アメリカではなんとマドラスシャツがステータスシンボルに。一部の裕福な人だけがカリブ海の高級リゾートに行き、そこで綿のマドラスシャツを購入したことがその理由でした。その影響か、第二次世界大戦後の60年代、ベビーブーマーたちの間でも、マドラスシャツは再びブームになったのでした。

農民の織物がやがて高級オシャレになるなんて、歴史は奥深いですね。カラフルな色をまとって気分を盛り上げていこうとするスタイルは、おもえばホーリー祭にも通じるところがあるのかもしれませんね。

ということで、本日はマドラスチェック柄のボタンダウンシャツをご紹介します。

カプリ ボタンダウンシャツ カジュアル

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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