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灼熱のウール

皆様、今週もお疲れ様でした。今日は繊維の知識をお伝えします。

今日のテーマはウール(毛)です。本来ウールといえばヒツジの毛を指しますが、服飾では毛製品を総じてウールと呼ぶこともあります。アンゴラヤギやアルパカなどがいますね。

繊維としての毛の特徴は「熱を伝えにくい」「放湿性が高い」「染めやすい」「よく伸びる」などがあり、その特徴から冬のセーターなどによく使われます。確かにウールといえばだいたいセーターが頭に浮かびますよね。

しかしこのウール、実は春夏の製品にも適した繊維なのです。意外ですよね。夏物に毛なんて使ったら熱中症になってしまいそう、と思いきや、実際着てみると確かに快適。

その秘密はまず「断熱性」。冬場は体温を内側に反射することで保温しますが、夏場は逆に外側(大気)のほうが暑いため、大気熱を外に反射することで体を保冷してくれるのです。

さらに「放湿性」も重要。夏場の人体は汗の蒸発による気化熱で体温を下げるのですが、放湿性が高いほど蒸気がそのまま通り抜けて外へ出て行ってくれるので、いわゆる「熱がこもりにくい」状態になるのです。

さらに抗菌作用・消臭効果もあり、その効果はシューズ・スニーカーにも使われるほど。ウールは夏冬兼用、万能の繊維なのです。

ということで、今回は毛繊維を利用した、春も使えるジャケットをご紹介します。

シングルジャケット 2つボタン チェック柄

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https://item.rakuten.co.jp/itibann/71089/
こちらは毛100%。毛の放湿性だけでなく、裏地を一部にのみ合わせることでも、薄く熱を逃がしやすい構造になっています。

カジュアルジャケット インポート生地 レッド

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https://item.rakuten.co.jp/itibann/71030/
こちらは毛と麻の混合ですので、まさに放湿性ばつぐんの組み合わせ。暑いシチュエーションにピッタリです。(セール中!)

カジュアルジャケット シングル 2つボタン

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https://item.rakuten.co.jp/itibann/70981/
こちらはレーヨンが主な素材ですが、毛と化繊を様々に組み合わせ、裏地にはキュプラを使用。絶妙な着心地を再現しています。(セール中!)

また和田屋では、今回紹介したアイテムのうち2着めと3着めを含む、ジャケット商品の一週間限定セールを4月3日の11時まで開催しております。
https://item.rakuten.co.jp/itibann/c/0000000193/

また、ほかにも春物ジャケットやブルゾンなど多数取り揃えておりますので、ぜひご覧ください。
ブルゾン:
https://item.rakuten.co.jp/itibann/c/0000000205/
ジャケット:
https://item.rakuten.co.jp/itibann/c/0000000302/

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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