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プロジェクトマネージャーとBTS。

プロジェクトマネージャーのお仕事をしています。

プロジェクトマネージャーは
クライアントさんの
望む世界を実現化するために
全力を尽くします。

プロジェクトマネージャーと望む世界

なので、クライアントさんの望む世界を
共に感じることが必須です。
これね、文字にすると簡単なんですけど
実際にはなかなか難しく・・

まず、そもそも!
クライアントさんご自身が
望む世界が鮮明になっていないのです!
ぼやっとはあります。
こっちの方角とざっくりあります。
けど、鮮明ではないのです。

そこが鮮明ではないと
完成したプロジェクトも
ぼやっとした、ざっくりしたものになる・・

なので、プロジェクトを進めながら
共に感じていく作業が必要です。

好きなことを聞いてみる

そんな時に役に立つのが
その方の好きなことです。

例えば、テニスが好きなんだよーって
言われたら
テニスのどんなところが
好きなんですか?と問いかけてみる。

そんなことを繰り返していると
その方が大切にしている世界観が
見えてくるのです。

〇〇さんの本が好きとか
〇〇の映画が好きとか
〇〇が好きって話が出てきたら
まずはそれに触れてみる!

もうそれは
プロジェクトマネージャーだから
うんぬんではなくって
人としてというのかな。
一緒のプロジェクトを進めていく仲間として
目の前の人に興味関心があっての行動
な気がしています。

ほぼ無意識にやっています。

例えば、BTS

で、最近言われたのが
BTSが好きということ。

本とか映画なら
数日あったらね。
その世界を味わうことができますけど
BTSって・・広すぎる。

好きの奥にある
その方の価値観・世界観に触れたいので
ちょっと観ただけでは
理解しきれないじゃないですか。
表面的なことじゃなくって
本質的なことを知りたいのです!

まずは・・と音楽を聴いてみる。
MVを観てみる。
ざっくりと、ステキやーん!は
素人の私でもわかるけれど
それはあまりにも浅すぎる・・
そもそも、誰が誰だかわからない・・

人がわからないと
その世界に入り込めないっていうのが
あるんだなーと感じました。
人が人として、立ってこないというか!

というわけで
まずは、人を判別できるところから!
と思い、YouTubeをひたすら見まくる。

髪型も、髪の色も、雰囲気も
コロコロ変わるので
曲が変わったら、もうわからないのです。
数日みただけでは
まったく理解が出来ない。

小中学生の頃
母が光GENJIを見て
誰だ誰だかわからないと言っていた。
あの当時は、こんなに顔が違うのに
なんでわかんないの!?
どうかしてるーーーって思ったけど
お母さん、今ならあなたの気持ちがわかります!
同じ顔に見えてしまいます。

どのくらい見たのか・・
今では思い出せませんが
ある日、本当に急に
全員のことが理解できるようになったんです。
初めてみるものでもわかるし
昔の若い頃のものを見てもわかる!

おお、こんな日が来るなんて・・
感動し過ぎて、
クライアントさんに報告したほど。笑

そして、今では
なんで同じ顔に見えたのか理解できないほど
ひとりひとりの個性が際立っています。
不思議なものです。

ひとりひとりの顔が判別できると同時に
なんとなく個性も見えてくるものです。
ここからですよ。
やっとグループについて
学びを進めることができました。
スタートするまでが、なかなか時間がかかった・・

そして、今では毎日BTSを
見る生活になってしまい
なんだかおかしなことになりました。笑

BTSを通じて
その方が好きな世界が見えてくる。
こういう世界を創りたいのか!が
想像できるようになる。
共通言語も増えるので
話しもスムーズになる。

ちょっとBTSはボリューミーでしたが
近くにいる方の望む世界を触れるのに
こんな方法も試してみてください。

ここまで深ぼって知ろうとしているのは
このBTSが好きだという世界観を知ることが
プロジェクトを成功させる鍵だと
無意識に思っていたってことなんだろうなと
振り返ってみて思います。

会社員時代にも

会社員時代も、上司とかリーダーが
どんな本を読んでるのか聞いて
それを読むってよくやっていました。

プロジェクトで動いていくので
はじめましての方と
チームになって進めていくこともあるのです。
こういうときにも
好きなことって聞いていた気がします。

好きなことって、聞きやすいんですよね。
そして、相手も好きなことだから
話しやすい!
まーた、いい顔もしてくれます。
お昼を食べに行って、うどんとそば
どっちが好きなのか!
そんな話で盛り上がった記憶があります。笑
話のネタにも使えるますよ。
話に困ったら、そのネタを話せばいいといった感じで。

無意識に聞いていたのですが
その方のことをもっと知りたい!
もっとつながりたい!
そんな表れだったんだろうなと
今は思います。
IT業界って、コミュニケーションに
偏りがある方が多いので
いろいろと工夫したことを懐かしく思い出しています。


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