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私にとってのカッコいいって?ーダンス初心者がステージに上がるまで②

プロジェクトマネージャーをしています。

7/29のDance Collage SHIZUKU
15周年記念公演〜Life is a Flower〜のステージに立つ
ダンスワークショップに参加しています。
藤井風さんの「grace」を踊ります。

こじらた私が練習に向かう

昨日、その1回目の練習日でした。
行く前に書いたnoteはこちら。

ダンスをしてみたい自分と
ダンスをやりたくない自分。
どちらも私の中に居て
だいぶこじらせておりました。

カッコいい自分でありたい。
カッコよく踊りたい。

そんな自分の本音に触れて
向かった練習。

チェックインで涙が溢れる

会場について、チェックインする時に
なんか涙が溢れてきて
こぼれないように必死でした。

というのも
ダンスワークショップに申し込んで
お金を払って
当日時間までに会場に行けばいい。
ただそれだけのことで
なぜだか険しい山道を歩いてきたような・・
そんな感覚になって・・
平坦な道しかないのに、ずいぶんこじらせています。

ああ、この会場に来れた。
それだけで、私の願いは叶ったんだな。

そう思ったからなんです。
ダンスワークショップで
ストレッチすらはじまっていない時に
もう願いは叶ったわ~って
じーんとして涙が出そうになるって
どんだけこじらせているのでしょうか・・笑

たぶんこの葛藤は
ダンスワークショップに申し込むよりずっと前。
もう何十年も抱えているものなんだろう。
明確さは1ミリもありませんが
なんかそんな風に解釈しています。

口角を上げてみる

そんなこんなではじまったダンスワークショップ。
まずはストレッチからなんですが
油断すると涙がこぼれてしまいそうなので
口角を上げると脳は騙される!
という言葉が頭に鳴り響いて
意識して口角を上げてみる。笑

これ、最初こそ意識していたんですが
はじまってしまえば
その世界にぐっと惹きこまれるわけで。
意識しなくても自然とそうなる!
という世界にどぼんと飛び込んでおりました。

脳が疲れる

ダンスの振付を覚える時に使う脳。
普段、まったく使っていないので
さびついていて。

振付の半分くらいの時かな。
疲れてしまって・・
そこから覚えられないという現象!
身体が疲れるよりずっと先に
脳が疲れました。
脳が疲れすぎて
グーとパーで分かれるって時にも
何故だかチョキを出してしまうほど。笑

帰りにお茶したのですが
その時にも「口角を上げる」って話してるつもりが
「嗅覚を上げる」って話していて
みんなをぽかんとさせたり。笑

脳って疲れるんだな。
それがダンスワークショップの感想でした!

自然な美しい世界

このダンスワークショップは
実は去年も開催されていて。
私は去年、サポートさせていただいていたんです。
その時に感じたことを急に思い出して
ああ、美しい世界だなって思っていました。

去年の初回の練習日に書いたnoteはこちら。

ストレッチの途中で
私たちってイソギンチャクなんだ。
なんかそんなことを思った時がありまして。
触手って言うのかしら。
あのひとつひとつが
ひとりひとりなんだって思った時があって。

それぞれの在り方、踊り方があって
けど、それだけじゃなくて
環境や隣の人との関係性も
自然な形で影響し合って
ひとつの形、世界を成していく。
なんかその姿が、自然も人間も同じで
本来の美しさ、あるがままの美しさなんだなって思ったんです。
触手のひとつひとつが愛おしい。

本当に本当に美しい世界で。
どんな私であっても
あるがままの私でいることが美しく
ひいては、世界の美しさへとつながっていくんだ。
そんなことを思いました。

毎回深い気づきがあるのが
安西千紗先生のダンスワークショップです。
毎回、うっとりするような美しい世界が広がります。
今回のダンスワークショップも
2時間であっという間に完売でした!

私にとってのカッコいいって?

ダンスワークショップに参加して
さらに玉ねぎの皮が一枚めくれまして。

カッコいい自分でありたい。
カッコよく踊りたい。

っていうところのカッコいいって
どんなことだろうな?って
思っていたんです。
キレキレにダンスを踊りたいとか
思ってるのかな?って。

ダンスワークショップが終了したらわかりました。

私のカッコいいって
あるがままの自分でいる
ってことでした。

残念な自分も、カッコ悪い自分も、醜い自分も
自分の中にはあって。
それをないものとして扱うんじゃなくって
あるものをあるものとして扱う。

あるがままの自分として
自分の本物さとつながって
世界に立つ。

私のカッコいい自分
カッコよく踊るって
そういう意味だったんだな~ってことが
体験を通じてわかりました。

最初からわかってたらいいのに・・
けど、口にしてみて
体験してみないと
そこにはたどり着けないものなんです。
もっとスマートに生きたいものだけど
仕方がない。

あるがままの自分として生きていきます!

そんな気持ちで
初回のダンスワークショップが
終了したことをご報告します。

安西千紗先生やサポートしてくださるもんちゃんとわっち
そして、一緒にダンスをする仲間たち。
応援してくれる友達や家族。
支えてくださる全てのものに感謝します。
ありがとうございます。

ダンスワークショップに参加することが
楽しみだ!って
自分に言わせてもらえなかったのですが
終了時のチェックアウトの時には
楽しかったってみんなに報告できて。
そんな自分に、自分で大きな祝福を送りました!
感謝です。

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