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アイラブライス

里山=自然だと思ってたけど、違うんだね
里山=人×自然 なんだね。

住むようになって気づいた。
里山は、コツコツと人知れず地道に働く人々が作りあげてきた、人と自然が共生する姿なんだね。

現代は文明が進みすぎて、バランス崩れてしまってる部分も多々あるんだけど。。

そんな里山の主役である田んぼ

その田んぼが、ドーンと見渡せる斜面に住んでいた頃

季節ごとに姿を変えていく田んぼに魅せられた。


春、土色だった田んぼに水がはられ
稲が育つまで楽しめる鏡の世界

小さかった稲はあっという間に大きくなり、
鏡の世界は緑に変わる。

夏の風を受け、緑が波打つ美しさ

そして気づけば穂がついて黄金色になっている

○○○○○○○○

そこに作業しにやってくる人々

田んぼって、舞台のようだなと感じました。

お米を食べて、田んぼにお米作りにやってくる

お米エネルギーで、お米を作る。

何十年も、いや何百年繰り返される風景

この景色を守り暮らして来た人々

植物に力をもらい、また植物を育て
生かされてきた事に感動し作品を作りました

「アイラブライス」

このお米ひと粒も、種として蒔けば
軽くお茶碗いっぱいのお米になる。

ひと粒ひと粒そんな可能性を秘めた種を、毎日毎日食べているんだ。
(その可能性がキランと輝いてます)

そして私たちはここまで大きくなるのに
どれほどのお米を食べてきたんだろう!?

お米ひとくち
これだけでも、30粒くらいあります。

もりもりなひとくちなら、パクっと100粒くらい一気に食べてます。。

そうやってひとくちを数えてて、
一体毎日どれだけお米食べてるんだろう!?と感動して
お茶碗一膳分 3650粒のお米粒を散りばめた手ぬぐいを作りました

3650粒の中にいくつか
お米を作る農家の人や、ごはんを作る人の愛情(ハート)と、汗が混ざっています。

ハートや汗を探すのも楽しめる。

おじいちゃんおばあちゃんから子どもまで
どの世代の人もお米モチーフを見たら
クスっとなる。

お米にここまで身体を大きくしてもらった日本人には、切っても切り離せない植物

大阪から滋賀県高島市に引っ越し、
植物たちに今まで生かされてきた事に
改めて感動し、
里山の風景に作らせてもらった作品たちです。


wadamakiアイラブライス




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