胸を張って言える言語化を
「どうしてこの会社を選んだのか?」
志望動機を聞く際にもっとも近い質問。シンプルに”なぜ”を聞いて、どんな貢献ができるかお互いに知りたがっている。
魅力的な会社ってたくさんあると思っていて、SNSの広報が上手なところ、社長が魅力的なところ、働いている人がかっこいいところ。挙げたらキリがないくらいあると思っている。
でも、選べるのは1つ。副業や兼業ならまだわからないけど、自分が一番最初に務めるのは1社だ。何か選ぶということは他を選ばないということ。
「魅力的」という言葉も抽象的だ。自分が何に惹かれてどうしてそう思ったのかを深く突き詰めないと、思っていたのと違うとなってしまう。お互いにメリットがない。
時間が限られている中で、合理的にそしてお互いに理のかなった効果がもっとも大切で、最善な選択と思う。
この話を聞いて「なるほど」と思ったので、文章で書くと、
人事→学生に対し、何ができるか(Can)教えてほしい
学生→人事に対し、私はこれがやりたい(Will)と伝える
こうしてみると、双方で合致していないことがわかります。
人事も仕事で学生を採用しようとしているので、不確かな要素はなるべく無くしたい。だから経歴や当日の振る舞いなどから判断されます。
学生もその部分を考えて面接などに望まなくてはならない。お互いの意向を加味した上で採用って決まっていくわけなんですね。
まあでも、能力ドリブンや人手不足だからという理由で採用を決める企業も中にはあるのかなと思います。何も手を打たなければ衰退していくだけ、地方ほどこの流れは早いと感じます。
納得
しかし個人的に思うのは、流れてたどり着いた場所では十分なパフォーマンスは出せないと思っています。入りたい意思はあるのか、なぜ入りたいのかを自分自身が納得していないと、迷いでぶれてしまうと思うのです。
僕も、その言語化するについてはぜんぜん甘いです。理由を考え尽くし、他の人にも聞いてもらい、自他ともにはっきりと言えるようになるまで。
自分一人でやってみると、この言語化って進まないです。なんだか本当は考えていないみたいで。問われて問い詰められてそれでも残ったものが真の理由なのかと。
だから人の力が必要だなって就活していて思いました。自分一人ではできない。同期や先輩、年の離れた社会人の方達など、あらゆる人脈を辿ってできる限りやることが大事だと気づかされます。多くても少なくても。
時間もたくさんあるわけじゃない。焦りも当然あるし、見えない敵のような感覚も。負けないようにペースを掴みながらやるしかないなあ。
お互い頑張りましょう!
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