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若いうちは体力をフルに使う

お久しぶりの更新となります。みなさま、お元気でしょうか。

あっという間に過ぎていく日常を眺めながら、自分自身が生きているという実感を強く感じています。たとえば、20時を超えたあたりで仕事がひと段落ついたときや友人と食事をしているとき。目の前のことから頭を離し、ふと気の抜けたような時間に振り返りをする感覚が身についているようです。

振り返りをすると、なぜ生きている実感が感じるのかを考えてみると、そこには言語化が生じるからではないかと思っています。目の前のことを取り組んでいる時間はそのことで頭がいっぱいです。また、余計なことを考える余裕もありません。その行動には客観的な名前をつけることはできなくて、気づけば時間が過ぎていた、という事実だけが残っています。

また振り返りでいうと、仕事だけでなく日常生活でも大切だなと感じます。うまくいくときもあれば、そうではないときもよくあり、そんな波を繰り返して生活しています。うまくいったケースは今後も続けたほうがいいですし、うまくいかなかったなら改善しないと、同じ失敗を重ねてしまいます。仕事でも常に言われていますが、振り返りの習慣は、普段の生活でも無意識でできるようにしたいなと思っています。

今日読んだ本は、「渋谷ではたらく社長の告白」です。

サイバーエージェントの社長である藤田晋さんが書いた、創業期のサイバーエージェントの成長や葛藤を生々しく書いた一冊です。

今の時点で考えると、サイバーエージェントは本当に日本を代表するような会社となっていますが、いまでは信じられないなあというのが読んでみた感想です。少なくとも、僕が当時「21世紀を代表する会社をつくる」と話す方と会ってもきっと流して聞いていただろうなあと思います。

社長が熱い想いを持って事業に取り組むことは絶対に不可欠です。しかし、それだけあっても成長が見込めるわけではありません。組織としての成長に対しての貪欲な姿勢や社員の死に物狂いな精神力など、いろんな要因を加味してやっとテーブルに乗るという厳しい世界です。

成長することに対して、それだけの熱量を持つことができるか、が非常に重要になるのですが、これからの時代は実力主義となっていきます。あなたは何ができるのか、が至るところで問われるようになる時代において、厳しい環境に身を置かないと生き残っていくことは難しくなっていきます。

ただ、若い自分はこの時代に生まれてきたことをとても恵まれていると感じています。若者が市場に使える資源は体力だけですが、その力をフル活用して仕事に投じていきたいです。

自分は比較的ルーズな性格で、大雑把なことも多いですが、仕事や働くことに対しては、割と長丁場でもエネルギッシュに働くことができるタイプではないか、と思いました。とはいえ、エネルギーを注ぐ先が自分が興味や関心のある分野でないと難しいという条件つきでもあるのですが。

マーケティングやライティングなど、適切なお客さんに適切なコンテンツを届けることはやってみて楽しく、さらに学んでいきたい領域だったので、引き続きトライアンドエラーをして深めていきたいと思います。

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