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家賃は出し惜しむべきではないと思う(1/n)

どもです。
桜も散ってしまって、だんだん暑くなってきました。
ニットもそろそろお役御免ですね。
来週あたりクリーニングに出そうと思います。

さて、今日は賃貸の話をしたいと思います。
4月の中旬っていう、色々ひと段落した時期にこの話題かよって自分でも突っ込んでます。

そういえばnoteでは話してなかったんですが、僕は大阪住まいです。
一人暮らしも2年目に突入しました。

26歳の時に実家を出たんですけど、それまでずーっと一人暮らししたかったので物件探しはめちゃめちゃこだわりましたし、思考実験もいっぱいしました。

この経験が誰かの役に立てばいいなーと思ってシェアさせてもらいます。

僕が家探しで重視したこと

まずは、僕が家探しで重視したことをシェアしていきます。

  • 2000年以降に建てられている(新耐震基準)

  • 歴史的建造物が近くにある

  • ハザードマップを確認して安全かどうか

  • 室内洗濯機置き場がある

  • ビジネス街

こんなところでしょうか。
変わってる人間の自覚はあったのですが、改めてずらっと並べてみると本当に変なやつだなって思いますね。

おそらく多くの人は家賃だったり広さ、風呂トイレ別、角部屋、南向きといった"設備"に目を向けるのだと思います。
ただ、ことわざにもあるように「住めば都」ですから、その辺は慣れの問題でなんとかなると思ったんですよね。

ただし、なんともならない問題があるとすれば、それは「環境」です。
あくまで僕の場合ですが、ユニットバスには慣れることができたとしても、騒がしい土地だったり、道にゴミが落ちているような繁華街は多分慣れないと思ったんです。

なので、大阪の中でも結構ハイソなビジネス街に住むことにしました。
その分家賃は高いんですけど、安い場所に住んで嫌な思いをするくらいなら多少高くても自分が心地よく暮らせる場所を用意した方がいいと思います。

"家賃"と思わず"環境賃"と考える

さっきの話でなんとなく伝わったと思うのですが、僕は家賃よりも環境を重視しました。
できる限り静かで、治安もいい場所。
あともう一つ重視したのが「災害に強い場所」です。

わが町大阪は僕が小学校の時から南海トラフの危機が迫っていると騒がれているので、僕が生きている間に起こることは確実だと思っています。
なので、生存できる確率を1%でも上げられるように、災害に強い場所に住む方がいいなと思っています。

僕はそういうものを調べるのが好きな質なので、地盤の強さやハザードマップ、避難所の場所などを念入りに確認しました。
ですが、そういうのは面倒って方が多いと思うので、簡単に災害に強い場所を調べる方法をシェアします。
それは、「歴史的建造物」の近くです。

歴史的建造物は大体が時の権力者によって建設されています。
当たり前ですが、その土地は念入りに調査されたり、権力者が住むにふさわしい場所が用意されます。
それに、改築を繰り返していたとしても、その土地に同じ建物が何百年単位で残り続けているということは、何百年単位でその土地が災害から守られ続けていることに他なりません。

もちろん例外もありますし、近いからといって必ず安全だというわけではないですが、指標の一つにしてもいいと思います。

例えば、かつて都があった京都や奈良は災害に強い土地として知られています。
また、東京であれば皇居などは災害に強いでしょうね。

ちなみに僕は大阪城の近くに住んでいます。
大阪城は上町台地っていって、大阪の中でも地盤が強くて有名な土地の端っこにあります。
ちなみに「難波宮」「四天王寺」なども全て上町台地に存在しています。
地盤が強いっていうのは、地震対策としてはかなり重要です。
興味があれば調べてみてくださいね。

と、つらつら書いてきましたが、要は家賃は"その家を借りる金額"だけではなくて、"その土地(環境)に住むための金額"として考えた方がいいんじゃないかなって思います。

ということで、今日はこのへんで。
明日も健やかにお過ごしください。

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