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"スマホ1家に1台"生活②【スマホ解約準備編】

わが家のスマホが家族共有になった話の続きです。
今日は、スマホを家族共有にするにあたって準備したことなどを記録します。

【前回の記事】


▽スマホ1家に1台生活を始めるための準備

誤解のないように一応簡単に説明しておくと、夫は平日、外に働きに出ています。
心理関係の講師をやったり、スクールカウンセラーとして働いたりしているので、仕事関係の方との連絡も日常的に必要。

▼【準備①】仕事関係の皆さまへの告知

というわけで、まずはお仕事でお世話になっている皆さんへ「スマホ解約します」という告知をおこないました。

お仕事関係の皆さんには、解約の2か月前くらいから出勤時に「7月くらいから電話がつながらなくなります」とコツコツ告知。

当然ながら「え?」という反応が返って来るので、「新しい電話番号はこっちになります。お手数おかけします」と、私の(家族共用の)番号を渡すそうです。
併せて、gmailアドレスも伝えます。

少し時間に余裕のあるお相手だと「あぁ、機種変更するんですね」などと言ってくれるみたいで、ここがカミングアウトのタイミングになります。

「えっと…これ”イエ電”なんです…なので妻が出ると思います…」とニコニコ答えるそうです(ニコニコするしかないのです)。

この先のお相手のリアクションは人それぞれとのことでした。

ほとんどの方は、一瞬「は?」という顔をした後にすぐに調子を取り直して「へぇ!そうなんですね!わかりました!」と思いやりのある対応をしてくださり(さすが学校の先生ですよね、”変わった子”も受け入れて下さって本当に感謝)、

ごく数人「素晴らしい!すごく良い試みですね!どういうお考えからですか?」と、本当にそう思って下さっているのかどうかはわりませんが、興味深げに詳しく話を聞いて下さる方もいらっしゃったみたいです(こういうご対応もさすが先生)。

ご理解の深い先生方に恵まれて、彼は本当に幸せだと思いました。「スマホやめる」とか、会社務めだったら絶対怒られるよね。

▼【準備②】親族や友達への告知

次におこなったのは、親族への「スマホやめる」の告知です。
これは、スマホ解約の1時間前くらいに連絡をしていました。

まずは両親。
両親はほぼ同居の徒歩圏内に住んでいる上、さすがこの夫の両親といいますか、この夫妻も日頃電話は9割の確率で出ないので問題なし。
用事があれば歩いて行って直接伝えた方が早いのです。

兄弟たちとお友達には、新しい”イエ電”の番号とLINE IDを送付して告知完了。

▼【準備③】LINEアカウント微修正

LINEアカウントは、私専用で使っていたものを家族共用アカウントに変更しました。

変更といっても、ハンドル名を”わたなべさやこ”から”わたなべ家”に変えて、アイコン画像をイヌにしただけです。

イメージ図

日頃の世間話を振り返ったところ「LINEアカウント共有なんて嫌じゃないの?!」という反響が一番大きかったです。
確かに、ここがヒトによってリアクションが分かれるところですよね。
というか、ほとんどの人が抵抗があると思います。

私はLINEアカウント共有にはあまり抵抗がないタイプだったので、おもしろがりながら快諾しました。
私自身もLINEって得意じゃないから、ほとんど使わないのです。
メールのほうが好き。

連絡手段の共有に抵抗がないのは、私が平成初期~中期に子ども時代を過ごしたからかな?

あの頃って電話が鳴れば子どもが率先して出て、「はい、ワタナベでございます。はい、今ハハに変わります」とか言っていた時代でしたよね。

家族が外部の誰と、どんな連絡を取っているかどうかなんて、そんなに秘密にすることでもなかったし。
だから電話は平成方式で取り次ぎ合えばいいかなと考えています。

LINEも同じ理屈で、着信に気づいた人がバナーを見て取り継げばいいんじゃない?と思っています。
ちなみにスマホは、昔の家電みたいにリビングに置いておくことにします。
素敵なスマホホルダーでも用意して。

子どもに見られたくないような連絡が送られてきたらどうするの?とも聞かれますが、そもそも変なLINEを送ってくるような変な友達もいないし、もしも今後変なLINEを送ってくる人がいたとしても、気まずい思いをするのは送ってきた変な人のほうであって、私じゃないからいいか、と(笑)

夫婦といえど秘密のやり取りもあるのでは?という点については、gmailとかを使ってもらえばいいんじゃないかなと考えています。


以上、今回は”スマホ1家に1台”開始にあたって準備したことを書いてみました。
正直、思っていたより大したことはありませんでした。

が、スマホが1台になったことで発生した新しい業務や工夫もあったので、また気が向いたら記録してみたいと思います。

※画像はnarukuniさんの作品をお借りしました。


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