フリースクール支援者のコミュニケーション基礎
”フリースクールの生徒さんに信頼される支援者でありたい”
”子ども達に何でも打ち明けてもらえるような存在でありたい”
皆さんは、どんなフリースクール支援者でありたいと願っていますか。
また、皆さんはフリースクールを利用する子ども達と関わる上で心がけていることはありますか?
中には、「話しやすい雰囲気をつくっているつもりなのに、なかなか子ども達との心の距離が縮まらなくて」と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
ただでさえ、我々支援者と子ども達の年齢差は少なく見積もっても10歳を超えるケースがほとんど。世代が違えばコミュニケーションに悩むのも当然ですよね。
また、生徒さん自身がこれまで大人や他人に傷ついてきた経験があれば、その壁は一層高いものにもなります。
今回は、私がフリースクール支援者として子ども達と関わるときに必ず気を付けているちょっとしたコツのうち、”誰でも今日から始められるもの”だけを厳選して紹介してまいります(子どもとの関わりってすごく奥深いものですから、とても全部は書き切れないため本記事ではホントにポイントだけ)。
それでも、”ちょっと意識してみるだけで大きな変化があった!”と嬉しいお声を頂いているポイントばかりなので、ご興味のある方はぜひお付き合いください。
▽”支援者の役割”を常に意識する
突然ですが、皆さんの考える”フリースクール支援者の役割”って何ですか?
特に、”生徒さんとのコミュニケーションにおける支援者の役割”って何なんでしょう?
これは先生方の数だけ答えがありそうな問ですね。
ちなみに私が考える私の使命、答えは下記のとおりです。
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