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のこぎり山登山

月に一山登るというのが今年の目標だったので、新年一山目は千葉の「のこぎり山」にした。以前から「地獄覗き」という崖の展望台のビジュアルにとてもひきつけられていたので、行ってみることに。
交通手段を調べていると神奈川在住の人はなんと久里浜からフェリーで最寄りの駅まで行けるという。海を越えて山を登るなんてなんてアドベンチャー。ますます期待値が上がっていった。


久里浜の東京湾港からフェリーで40分、船内はすいていて、電車で向かうのとは全く違い、海を見ながらゆったり千葉に向かっていくことができた。到着に近づくと、近くに座っていたおじいちゃんが、孫たちに「山がのこぎりみたいだろ」と説明していて、山の名前の由来はそこから来ているのだなあと思った。
船から降りて、登山道入り口まで歩いていく途中、おしゃれな海沿いのホテル、レストランなどもあり、浜金谷あたりはリゾート地なのかな、、?と思った。港には大きな魚を扱っているようなスーパーもあったので、次はゆっくりそこにも行ってみたい。
登山道入り口につくと、「関東ふれあいの道」と「車力道」の二手に分かれており、「関東ふれあいの道」はなかなかの急斜面の階段。階段登山は苦手なので「車力道」を選択。「車力道」は基本的にはならだかで、かつて車輪が通ったのであろうな、と思うような跡があったりした。

途中、ここは日本か?と思うような景色がちらほら。

こんなワクワクする入り口が、、

そこに広がるのは巨大な岩の壁。なんとなくバーフバリで主人公が登っていた巨大な滝を思い出す。

その後行く予定ではなかった「地球が丸く見える展望台」へ。

狭い展望台なので、確かに360度ぐるっと見渡せる。千葉って海の印象でしたがこんなに山もあるんだなあと思ったり。
その後山頂にも行ってみて、引き返して大本命の日本寺、地獄覗きへ。
そこまでの階段はキツすぎた。そこまではそこそこ人に軽く勧めたい登山だと思ったものの、私の大嫌いな階段登山が待ち受けていた。
次に行くなら杖を持って行きたい。

地獄覗きは長蛇の列。なかなかすごかったけど、それまでにみた景色もかなりすごかったのでこれぐらいじゃ驚かない感覚に。

そこから下山していくと沢山の仏様や、この日本一大きい大仏を拝むことができた。下山は楽々。

山頂に売店があると思っていたものの、見つけられなかったので下山後保田駅まで大通り沿いを歩いてみるとオシャなカフェが


海を眺めながらアジフライバーガー。

サウナカフェというらしく、紀伊國屋系列のリゾートサウナのようでした。

その後保田駅まで海沿いを歩きながら向かうと、リゾートホテルのようなものがいくつかあり、この辺もリゾートなのだなあと思った。

二両しかない電車が走る保田駅は本数もあまりなく、出発まで時間があったのでパクチー銀行と言う謎のカフェへ。

元銀行だった場所をカフェにしているらしい。吹き抜けの室内にはパンチのきいたアートがたくさん飾られており、なぜかおじさん相手にドローン飛行教室なるものをやっていて、店内をミニドローンが飛んでいた。パクチーティーを頼んだところ、こんな湯飲みで出てきて、なんとなくクドカンの世界観を感じられた。
電車が来たので一駅乗って、駆け足でフェリーへ。

夕焼けと富士山も見れてよかった。
帰りのフェリーはおじさんたちが酒盛りしてワイワイやっていました。

なかなかハードだったので、次行くのには時間を開けたいなと正直思ったものの、
千葉は寂れているという印象しかこれまでなかったので、かなり印象が変わった。

良い旅でした。

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