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手元でできる、自分と仲間の課題の持ち寄り方はなんだろう。JAPAN-INDIA TRANSFORMATIVE TECHNOLOGY NETWORK2024 #Day3
人の適応力はすごいもので、300年前の建物で会話し続けることに慣れてくる。毎日眺めてきたウンタースベルク山もそろそろおしまいになることに多少胸をいためつつ、次に進むDay3。
Day0:日本とインドの少し先の未来をつくる。
Day1:文化の紡ぎをどう捉えるか。
Day2:本となって語ること、それぞれのcommonを言葉にすること。
Day3:
Day4:今なお無い組み合わせを掛け合わせる価値を、国を越えて実感する。
Day3はいよいよ、自分の中で上がってきた解決したいこと、誰かのアイディアが欲しいと思っていることを発表し合う。いわゆるこの指とまれ形式でチーム作りが始まっていく。
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昨日自分の中に湧き上がってきた感覚を元に、Livable cities and Communities、まちづくりの中の位置付けとして、Desaster Preventionチームを立ち上げ仲間を募ったところ12人も集まってくれた。
その後テーマ別に小さなチームにさらに分かれることにはなったものの、背景が違う人たちと数日の間にこうして感覚を共にすることができるのはとても嬉しくなる。
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割り当てられた部屋はウンタースベルク山の眺望もいい。いいリズムが流れてくるのを感じながら、なぜこのチームに集まったか、自分たちが何をできるのか、そうしたアイディアを集めていくのに2時間を費やしていく。
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昼食の後はチームの中間発表。全部のチームの現在地が面白い。
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ここでリラックスタイムへ、一同でザルツブルグのcityツアーへ。ここでも多くのメンバーといろんな話。500年前のインド、日本ってどうだった?日本に修道院はある?日本の教育、ケアシステムの今など、話すことは尽きない。
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太陽光の差し方や教会の上に居るキリストの位置がどれだけ高いか、モーツァルトの生家の一階にあるスーパーのcosyさ、Redbull創設者がいかに良い人だったかを見聞きしたり、あらゆるお店の匂いや気だるそうに接客する様子を眺めたりして良いなぁとなんだか楽しくなる。
彼の有名なサウンドオブミュージックのロケ地巡り(今回のプログラム開催場所はまさにそのロケ地の1つでもあるわけだけど)へもついていきながら、変わるもの、変わらないもの、1つ1つに馳せる。
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昨日は中に入れなかったホーエンザルツブルグ城に、とうとう入ることが叶った。
急ぎ足で過ぎた、昨日の父の命日を、地上500mにそびえる500年前の建物からまちを見下ろしながら父のことを考える。おーい元気かとか、父の写真を持って、インドの仲間に話をしたよとか、東山魁夷が好きだったのは父だったか、兄だったかどっちだったっけ?とか。
時代は変わっても、亡くすもの、無くすものは変わらずある。心をどこに置くか、そうしたことを捉え続けていきたいと願った。
2024.5.22