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これからのブランドドリブンな音楽(アーティスト)ビジネス

・仮説として、「音楽ビジネス」という概念自体が変化し、「アーティスト(ブランド)ビジネス」に本格的に変化していくのではないか。と思っている。 ■いまどんな世界なのか ・前提として、ユーザーはオンラインをベースにした行動をし※、テクノロジーの力でより価値ある仕事にフォーカスし、自分のなりたき姿のために投資を行うようになる。私なりに考える、安藤先生の言う「変革経済」※である。 ※考え方として、『アフターデジタル』など。https://markezine.jp/article/d

    • LiveNation-世界最強の音楽イベント会社は、なぜ強いのか?

      1.はじめに ・LiveNation(NYSE:LYV)は、アメリカを拠点とする世界で最大のライブエンターテイメント企業であり、その強みを分析します。 ・その目的は、世界で最も先進的なライブエンターテイメントのビジネスモデルを本質的に理解し、日本のコンテンツの世界展開を考える第一歩とすることです。 ・日本では、ライブ市場成長という文脈で、マドンナとの360度契約などをきっかけに有名になったLiveNationですが、日本でそのビジネスの全体像はあまり理解されていないように

      • LiveNationにおける様々なトピック-技術や独占の危険まで

        ※2019.5現在 ・LiveNationはチケッティングを独占し、不当な行動をしているのではないか? Live Nation Rules Music Ticketing, Some Say With Threats - NewYork Times(2018.4.1) ・NYTが報道し、話題となった記事。なお、非常に長い力作。 ・LiveNationは2010年にTicketmasterを買収した。当時はそれによって競争が加速し、チケット価格は下がると言われたこともあったが

        • LiveNation 2018年10-Kの翻訳 part.2

          はじめに LiveNationおける各エントリの全体像と要約は、下記のpostにまとめています。  ・LiveNation-世界最強の音楽イベント会社は、なぜ強いのか?  ・LiveNationの10-K(有価証券報告書)の翻訳 Part1  ・LiveNationにおける様々なトピック-技術や独占の危険まで ・このpostは、10-Kと呼ばれるLIVE NATIONの2018年度決算における10-K(有価証券報告書)の翻訳のPART2です。原文はこちらです。 ・10-

        これからのブランドドリブンな音楽(アーティスト)ビジネス

        • LiveNation-世界最強の音楽イベント会社は、なぜ強いのか?

        • LiveNationにおける様々なトピック-技術や独占の危険まで

        • LiveNation 2018年10-Kの翻訳 part.2

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          LiveNation 2018年10-Kの翻訳 part.1

          はじめに LiveNationおける各エントリの全体像と要約は、下記のpostにまとめています。  ・LiveNation-世界最強の音楽イベント会社は、なぜ強いのか?  ・LiveNationの10-K(有価証券報告書)の翻訳 Part2  ・LiveNationにおける様々なトピック-技術や独占の危険まで ・このpostは、10-Kと呼ばれるLIVE NATIONの2018年度決算における10-K(有価証券報告書)の翻訳のPART1です。原文はこちらです。 ・10-

          LiveNation 2018年10-Kの翻訳 part.1

          TEG

          オーストラリアのコンサートプロモーター、TEGを紹介する。 NZの会場建設でLIVE NATIONやAEGと競るなどグローバルで存在感を見せており、上記2社に続いてベンチマークすべき企業である。 元々NINE LIVEという社名で、TICKETEKを運営しており、2015年に香港のPEファンドAffinity Equity Partnersに買収される。 (およそ640Mにて、とのこと https://www.afr.com/street-talk/affinity-boo

          武蔵野の森スポーツプラザについて

           TWICE、Hey!Say!JUMP……。オープンして1年未満にも関わらず、数多くの著名アーティストがこぞってイベントを開くコンサート会場がある。収容人数1万人を誇る、武蔵野の森スポーツプラザ メインアリーナである。  東京多摩エリアのスポーツ拠点として整備された本会場は、新宿から25分、京王線飛田給駅が最寄りだ。隣には味の素スタジアムがある。敷地はサブアリーナをあわせて3.3万平米。東京都が持つスポーツ施設としては5つ目の拠点になり、メインアリーナは東京オリンピックでフ

          武蔵野の森スポーツプラザについて

          P&G Anual Report 2014 (part 1)

          http://www.pginvestor.com/interactive/lookandfeel/4004124/PG_Annual_Report_2014.pdf At P&G, we are focused on building consumer-preferred brands and products that create value for consumers and shareowners. Everything begins with consume

          P&G Anual Report 2014 (part 1)