見出し画像

今、アップサイクルが注目されています

UpcyclingがCambrige Dictionary's Word of the Year 2019に!

日本だとアップサイクルと言われる方がしっくしくるでしょうか?
いゃーそもそもアップサイクルって何?て事からお話した方が
良いかも知れません。

「一度、価値を見失った物に新たな魂を吹き込み、元の価値以上に高めて
使用する」何て言い方で説明していますが...

折角なので、Cambridgeでの説明を
「The word upcycling – defined as the activity of making new furniture, objects, etc. out of old or used things or waste material 」
(アップサイクリングという言葉は、古い家具や使用済みの物、
または廃棄物から新しい家具やオブジェクトなどを作成する活動)

Cambridge Dictionary のInstagramアカウント@CambridgeWordsのフォロワ‐に最も強く響いた言葉に基づいて選択されました。と言う事なので、
日本で言うところの流行語大賞的なもんなのかな?

フォロワーが6万にもいるので、その中で2019年に最も影響力が強い言葉

その言葉が選ばれる背景にはやはり地球温暖化に対する懸念や危機感が
あるのだと思います。

別の記事で
米国人の53%は「環境サステナビリティ」をどのジャンルの商品での購入に際し考慮すると回答。大人の61%は、環境に配慮した包装・容器を用いた商品には多少値段が高くても構わないとし、35%は最大10%高くても受け入れる 引用元*Sustainable Japan

過半数を越えてるの凄くないですか?

日本だとこう言う思考の人を「意識高い系」と呼ぶのでしょうが、もはや意識が高いのが標準化されてる感じです。

「大人の61%は、環境に配慮した包装・容器を用いた商品には多少値段が高くても構わない」と言うんですよ!

そらUpcyclingも選ばれるわなぁー

3年前からこの言葉に注目し、活動を続けてきた立場としては非常にうれしい事
そして言葉先行じゃなく、欧米や東南アジアでは活動家も増えてる。

活動する人やプロダクトに対してクール、セクシーだと評価も高い。


日本ではまだまだ認知度が低く、活動家も少ない。
おそらく商品を選ぶ動機づけはまだまだ価格を優先する傾向にあると思う。

経済的な側面からしても可処分所得が少ないのだから、選ぶ選択肢の中に
入る事がない。
いつも同じ事を言って結論づけてしまいがちですが、

「あなたの消費は誰かの所得」
「誰かの消費はあなたの所得」

「卵が先か?鶏が先か?」の問題になりますが、誰かが先頭を切って意味ある消費をスタートしない限り現状を打破する事はできません。


そして「Upcyclingが文化として定着してほしい。」
そう願って活動はしているものの
これはあくまで表面解決の手段

廃棄が生み出される限り、根本解決されるわけではない。

やらないといけない事は無駄な生産と廃棄

私たちがアップサイクルする使命は
いかに無駄に不公平な労働条件で作られ、無駄に棄てられているのか?を「知って」→ライフスタイルを改善する 事にあります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?