「iPhoneを探す」でAirPodsを探せる!
気づけば身の回りはApple製品で埋め尽くされている。
2つ持ってしまったら、機器間の連携の利便性に感激してしまい、さらにApple製品を持つというスパイラル。ジョブズの思う壺に違いない。iPhone, iPad, Macbook Air (, iMac)と愛用させていただいている。
機器連携で利便性を感じる点の一つが「iPhoneを探す」機能だ。
AppleのIDで各機器が紐付いていて、位置情報をオンにしておくと、機器間で位置情報を共有することができ、遠隔で音を鳴らしたり、ロックをかけたりすることができる(詳しくはこちら: https://support.apple.com/ja-jp/explore/find-my-iphone-ipad-mac-watch)。
携帯が見つからず、友人に自分の電話にかけてもらい、発信音を頼りに捜索した経験をお持ちの方は少なくないのではないか。「iPhoneを探す」はそれを独力で可能にするサービスである(そういう手口のナンパができなくなるという悲鳴が聞こえ... もちろん私にその経験はない)。
その機能が周辺機器の一つであるAirPodsにも対応しているようだ。
(AirPodsとは: Appleが発売しているワイヤレスイヤホン https://www.apple.com/jp/shop/product/MMEF2J/A/airpods)
↑のリンクを見ていただければわかるように、付属のケースにイヤホンを簡単に出し入れすることができ、非常にコンパクトに持ち運べる品となっている。
つまり、するっとどこかに行ってしまう可能性も低くない。疲れているとき、手に取ったものがどこに行ったのか全然分からなくなってしまう私にとって、潜在的な脅威だった。
だいたい潜在的な危険性というのは、具体化して初めて気づくもの。昨日、寝る前にベッドで音楽を聴こうと思い、ベッドにAirPodsを置いて、歯磨きに洗面所に行き、帰ってくると...。ない。
そんなバカな。さっきまでそこにあったはずでは。布団を引き剥がしても見つからない。リュックをひっくり返しても見つからない。夜も遅いので、家具を動かして捜索するのはフラットメイトに迷惑がかかるのでできない。
そうこうしているうちに、「そもそも帰宅途中にどこかで落としたのでは...」という不安も生まれてくる。あんなに小さいものは落としたら最後、見つかりっこない。持ち物には名前を書きなさい!小学校を卒業したら綺麗さっぱり忘れてしまった先生の言いつけが頭をよぎるが時すでに遅しである。
必死に楽観的な気持ちを呼び起こし、「一晩寝て疲れをとってから探し直せばすぐ見つかるさ!」と言い聞かせて眠る。不安で早く目が覚める。週末なのに平日並の起床時刻。
しかし、不安冷めやらぬ精神状態ではうまく見つけられるはずがなく、絶望の淵に落とされる。そんな時ふと、「iPhoneを探す」に思い至り、これを起動してみると... おお!位置情報が!
(下部の**アクション**ボタンを押すと、サウンドを流すことができる)
捜索当時はケースの中にイヤホンをしまった状態だったので、AirPodsがオンラインでなく、最終の位置情報が共有されただけだったのだが、その最終の位置情報が自分の家に限りなく近い場所を指していた。
これは間違いなく部屋の中にある!
不安に支配されていた心も、これで安心することができ、改めて部屋の中を探し直したらベッドの下から発見することができた。
位置情報は個人情報としての側面もあるため、その利用については賛否両論があろうが、今回は位置情報の共有というテクノロジーによって救われた。AirPodsが見つからなくて困っている方は是非「iPhoneを探す」アプリを試してみることをおすすめします。