家族のかたち

前の記事で、溜め込んでいたモヤモヤを100%とはいかないけれど、言語化してなんとなく輪郭を持たせることができた。

結婚に踏み切れなかった理由がもうひとつ見つかった。理想の家族像が一致していなかったことだ。

相手は昔から祖父母も含めた3世帯が同じ建物に暮らしていた。また、母が専業主婦であった。

一方私は核家族で夫婦共働き。1番近い祖父母の家も車で7分くらいのところにあった。

結婚とは新しい家族のかたちをつくっていくことだと思っている。相手のスタンスだと、うちの家族の一員になりませんか?という勧誘の様に思えた。

私は三姉妹の長女なので、『相続なども考えると家を蔑ろにはできないことはわかっているけど、こちら側に歩み寄って欲しい』と言われた。

結局お互いの妥協点を見つけられず、0か100かの話し合いにしかならなかった。私の家族には歩み寄ってくれないのだなと感じ、私も寄り添いたいという気持ちがより一層冷めていくのだった。

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