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日本の未来と私の未来から考えるお仕事

日本のお先は明るくない、という話題ばかりをここ数年見ている気がします。その原因はいろいろあるのですが、一言で言うと、

少子高齢化に伴い、働く人が減り、働けない人が増える。働く人が減る分、稼げる生産性の高い仕事が必要だが、その準備ができていない。

かと思います(おい、一言じゃないやん)。

少子高齢化
(平均年齢46歳! そのため高齢者優遇寄りの政権)

テクノロジーに弱い
(規制が多く、新しいモノ・コトが生まれにくい)

世界に通用する産業がない
(自動車や電化製品など、かつてのモノづくり大国ではもはやない。外貨を稼ぐ手段がない)

あなたが1919年にイギリスを訪れたならば、こんな素晴らしい国は他にはないと言っていただろう。その頃のイギリスは世界ナンバーワンの国で、金融、ものづくり、文化の面でも世界をリードする国だった。
いまでもイギリスは良い国には変わりない。しかし、イギリス人の暮らしは1919年から低迷し続けていて、1976年にはIMFに助けられるところまで没落してしまった。イギリスも日本と同じように「変化」を嫌ったからだ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yokohanawa/20200601-00179467


年々、明るい話題は減ってきています。10年前までは売れ筋だった「あなたもやれば勝ち組になれる」的なビジネス書や自己啓発本は、本屋さんから軒並み姿を消しています(勝間さんとか神田さんとか)。

むしろ、「今あるもので自分を満たして生きていく」系の本が売れています(売れている本の傾向を見ると、その時々の世間の風潮がよくわかる)。

今60代なら「まぁ昔は良かったよね。これからは今あるもので自分を満たして生きていこう」となりますが、私はまだ現役世代。

人生100年時代、あと60年くらい生きなければなりません(長いわ長いわ)。そして足元には、あと90年以上は日本人として生きていく息子たちも転がっています(さらに長いわ、お母さんもう死んでるわ)。

そこで、今回は廃れゆく日本における自分のシゴト戦略について、考えてみることにしました。

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日本の歩む未来をパターン別に考える

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