古典de化学「舎密開宗を読もう①」序例と第一章
1.はじめに私のブログシリーズ「近代漢字文化圏の話」ではすっかりお馴染み、江戸時代の化学書『舎密開宗(せいみかいそう)』。
これを読んで古典と化学の知識を深めていこうというのが今回の「古典de化学」シリーズです。
今までの「近代漢字文化圏の話」シリーズと平行してこれから連載していきたいと思います。
私のブログを今回から読んでくれている人のために『舎密開宗』について軽く説明すると、『舎密開宗』は徳川12代将軍・徳川家慶の時代に初版が発行された、日本初の体系的な化学書です。